主人公の鈴愛の愛くるしさと素直で元気な姿に、毎朝見ている私も元気をもらっているドラマです。
周りの人々もそれぞれとても情のあるステキな方々で、見ていてほっこりするし、昔を思い出す懐かしい演出も多々あって見応えのあるドラマです。
鈴愛の親友ユーコの結婚
71話ではついに漫画家仲間のユーコが、結婚をして秋風ハウスから旅立っていってしまいます。
鈴愛が辛い時も親身になって支えてくれた、東京での頼れる親友だっただけに、漫画家デビューを果たしてからスランプに陥ってしまい、結婚をして漫画家の夢を諦めるユーコの姿は、なんだか見ていて辛いものがありました。
鈴愛と同じようにアシスタントとして一生懸命下積み時代を送り、漫画家としてデビューしてからは、お互い仲間でありライバルとして頑張ってきただけに、もっと一緒に夢を追いかけて頑張って行って欲しかったです。
まだ24歳ということですが、夢と現実をだんだん見つめる時期でもあるなと、自分の人生に当てはめて考えてしまったりしたユーコの結婚です。
ユーコを見守る秋風ハウスメンバー
何より娘を送り出すような思いで、弟子のユーコを本当に温かく見守り見送る、豊川悦二さん演じる秋風羽織先生の姿に、心がとても温まります。
天才と言われる先生は、とても不器用でクセのある変わった漫画家の先生ですが、実は弟子をとても心から思いやるとても優しく温かい人柄の人です。
ユーコの使っていた部屋を使いたいという人がいると言っても、ユーコには帰って来る場所があると安心して送り出してやりたいからしばらくの間はそのままにしておいて欲しいと話す秋風羽織先生。
感動する鈴愛たち同様に、私も先生の温かい見送り方に心がジーンとしたシーンでした。
秘書の菱本さんも、ある意味母のように温かく見送り、鈴愛も泣きまくりながら見送るシーンは感動しました。
旅立っていくユーコの本音
自分で漫画家の夢を諦めて秋風ハウスを去っていくことを決めたユーコですが、いつもどこか寂しく居場所ややり甲斐のある自分の生き方を探す人です。
結婚を決めてもどこかで気の迷いがあり、鈴愛というかけがえのない親友と離れることへの寂しさがあり、また不完全燃焼で夢を諦めることになった漫画家への未練も感じるユーコです。
けど、そんなユーコの中でのさまざまな心の葛藤、秋風ハウスの仲間はみんな、よく気がついて理解していました。
色んな思いが交錯しつつも、涙ながらに最後の思いを語るユーコの姿は、とてもキラキラと輝いていてキレイな涙に見えました。
ドラマとは言えユーコのこれからの人生を素直に応援してあげたいなと思えました。
まとめ
人生20代半ばは私も仕事や結婚、理想と現実、夢と可能性など、色々人生について思い悩んだ時期でもありました。
その葛藤をすることにきっと人生においての意味があると思うので、時として悔しかったり悲しいこともあるけど、ユーコや鈴愛みたいに必死でそれぞれ生きていくのだと感じました。
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