奈良大付(奈良大学附属高等学校)が2018年7月28日、初の甲子園出場を決めました!
出場を決めたのは、第100回全国高校野球選手権記念奈良大会の決勝戦。
佐藤薬品スタジアムにて、天里を10-9で破りました。
試合の結果について見ていきましょう。
奈良大付が初の甲子園出場決定!おめでとうございます!
まず天里が1回表、1点の先制。
2回表にも2点を入れられるものの、奈良大付が3点を返し同点に。
3回には奈良大付が2点を入れリードするものの、
続く4回表には天里が2点。
5回裏には奈良大付が4点と、両チーム一歩も引かぬ攻防を見せてくれました。
奈良大付が4点リードで迎えた9回表、天里もただでは終わりません。
なんと4点を返し、延長戦へ。
9回表という土壇場で4点を返した天里に流れが行くか…というムードのまま、延長11回裏。
二死満塁の場面、追い込まれた場面。
ここで奈良大付の植垣が渾身のフルスイング!
少し詰まり気味かと思われた打球は前進守備の頭の上を超えるヒット。
サヨナラ打となりました。
試合後、植垣選手は「打ち合いなら負けませんよ」と嬉しそうに語っていました。
奈良大付ですが、昨年夏の決勝では天理に敗れています。
2018年の今年は雪辱を晴らし、見事初の甲子園出場となりました。
初の甲子園進出!奈良大付、天里戦の感想
今回の試合は本当にハラハラドキドキでした。
9回の時点で4点リード、こりゃ奈良大付で決まりだな!と思ったら、なんと天里が4点押し返してきましたよ。
そしてまさかの延長戦へ。
野球は9回ツーアウトから、とはよく言ったものですが、4点差を押し返すとなるとなかなかありません。
しかもこの甲子園出場を決める土壇場の場面。
天里の底力、逆境への強さが発揮された場面といえるでしょう。
これは…天里か?
流れは天里だよな…という場面でした。
このまま天里が勝つかと思いきや、そのまま延長11階へ。
そして最後の最後、11回裏、それも2アウト満塁!
ここで決まるか、それとも…という、誰もが息をのんで見守る場面。
植垣選手のフルスイング、しびれましたね。
守備の頭上を越え、感動のサヨナラ打となりました。
まさしく歓喜、狂喜乱舞の瞬間でした。
終わってみれば打ち合いも打ち合い、10-8。
点を取ったら取り返され、また取ってまた取られて。
「うおお!いけるぞ!」
「ヤバイ!この流れはヤバイ!」
そんな感情の繰り返しでした。
しかもこの奈良大付-天里戦、去年も同じ組み合わせなんですよね。
去年はコールドで1-2、天里が勝利しています。
「このままだと去年と同じように天里かな…」
なんて思ってしまいましたが、今年は違いました。
まさに手に汗握る試合展開でしたね。
まとめ
2018円、念願の夏の甲子園初出場となった奈良大付。
甲子園でも、ますます勢いに乗って活躍してほしいですね。
今回の接戦を制した奈良大付がどこまで行ってくれるのか!
また歓喜極まる試合を見せてくれるのか!
注目せずにはいられません。
奈良大学附属高等学校のみなさん、甲子園初出場おめでとうございます!