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何これ珍百景は、以前毎週放送されていた番組で、書籍も出たほどの人気番組でした。

今は、たまに特別番組で放送する感じです。

 

ど根性大根のように道端に変な形で生えてきた植物や、植物を何でも天ぷらにして食べてしまう人など、

面白いと思った物を視聴者が投稿し、実際に撮影に行く番組です。

 

ただ放送するのではなく、1つ1つの名所をゲストが残しておきたいものかどうか、判定するのも面白いところです。

 

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福島の相馬市にある大きな大仏

岩に大きな大仏が彫られているのは、タイなど海外のイメージがありますが、日本にもあるそうです。

福島の相馬市にそちらがあるみたいで、観光名所として近隣の人達は修学旅行などで訪れたりもしているそうです。

 

その大仏が作られた背景には、親子代々の考えさせられるエピソードがありました。

 

その大仏は今は4代目が受け継いでいますが、初代は小さな仏像を彫る彫り士でした。

ある時、岩にでっかい仏像を作ろうと考え、自分なら出来ると思い、掘り始めました。

 

人に何を言われても、絶対に完成させると強い信念を持っていて、見ていて凄いなと思いました。

普通なら、そんなのやめてしまえとか、バカバカしいと言われると、流されてしまうことがあると思います。

 

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周囲の人たちの目が変わってくる

10年も彫り続けて行くと、周囲も段々、「本気なんじゃないか。」と思い始め、

「手伝うことはないかな。」と協力し始める人が増えてきました。

 

それでも無視する人はいると思いますが、優しい人が多い土地なのだと思いました。

30年経ち、大仏が出来てきましたが、あくまで上半身だけだったので、もうひと頑張りしないとと思った矢先、初代は倒れてしまいます。

 

それをずっと見てきた2代目は、後をついで、早速下半身を掘り始めますが、

岩が古いので、掘ろうとすると石などが降って来て、せっかくの作品が壊れそうになりました

 

そこで、自分は下半身を掘るよりも、せっかく作り上げた上半身を崩れないようにするため、

セメントで補強する作業に徹しようと考えました。

 

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次の世代が大仏を守るために頑張る

2代目もいいところで倒れ、3代目が後を継ぐことに決めますが、彫る技術を持っていなかったので、何をしていいのか分かりませんでした。

血がつながっているから出来るだろうという問題ではないんだなと思いました。

 

そこで、3代目はその辺に生えている草を刈ったり、観光客が来るように整備をし始めました。

お守りや家で作っている味噌田楽も売って、そのお金を彫るための資金にしようと考えました。

素人なのにと思いましたが、彼は商売に力がある人だと周囲から認められている人でした。

 

3代目が倒れた後、4代目がそれを継ぐことにしました。

もし男の子がいなかったら、どうなっていたのかなと思いましたが、うまくできているのかもしれないと思いました。

 

4代目は下半身を完成させたいと考えていて、他にも大仏の頭の中に入れるようになっており、

そこに小さな仏さまがいて、裏から入る道を整備し、拝観料を得ることで彫るための資金に充てようと考えているそうです。

 

まとめ

神社などに行くと、お願をする際お金を奉納したりしますが、神社のスタッフの給料に当てているのかなと思うことがありました。

ですが、神様の為に使うことは勿論、そういった観光客が来てくれる街の為に使い、

利益だけではなくて来てくれた人も幸せになるというプラスの循環になっているんだなと感じました。

 

福島は行こうと思えば行ける距離なので、意外にも近くに珍しいものがあることに気付き、見てよかったと思いました。

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