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NHKスペシャル第1集ではホモエレクトスが、肉食となり栄養が豊富となったため脳が大きくなり、優しさや恋愛感情などの心を持つ人に進化しました。

2集では、ホモエレクトスから分岐したネアンデルタ-ル人とホモサピエンスが生きた時代の話です。

20種類の人類が誕生して滅んでいくなか、最後の最後に残ったのが同じ先祖を持つネアンデルタ-ル人ホモサピエンスでした。

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ネアンデルタ-ル人とホモサピエンス

ネアンデルタ-ル人はアフリカで誕生し、それからアフリカを出て、アラビア半島、ヨ-ロッパへと移り住みます。

ホモサピエンスの一部もアフリカを出てアラビア半島を経て世界中に散らばります。

以前は、ホモサピエンスは優秀だから生き残ったと考えられてきました。

でもそれは間違いで、今は肉体的にも知能的にも、ネアンデルタ-ル人がホモサピエンスを上回っていたと考えられています。

恐竜などでも同じことが言えますが、新しく化石などが見つかり、研究が進むと今まで定説だったことが覆ることがよくあります。

新しい発見があれば新しい解釈があるので、正解はないのだと思います。

今まで信じていたことを、別の考えに変えないといけないので、今まで信じていたのは何だったのだろうと思ったりもします。

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ホモサピエンスが生き残った理由

ホモサピエンスの石器は複雑な道具を作っていまいしたが、ネアンデルタ-ル人の道具の進化はしませんでした。

ホモサピエンスの道具の進化は、集団生活での情報共有があったからであり、ネアンデルタ-ル人は家族単位の集団であったため、情報共有がなかったため道具の進化はなかったと考えられます。

そしてハインリッヒイベントという大規模な気候変動により、森は消え、生き物は激減しました。

ネアンデルタ-ル人の食料である動物の激減により、生息域は狭まり絶滅しました。

色々な食材を食べていたホモサピエンスはこの危機を乗り越え、勢力を拡大し生き残りました。

「人間は一人では生きていけない」とか「3人寄れば文殊の知恵」などの言葉をよく耳にします。

ホモサピエンスが集団で生活していたことにより、今でいう「ブレインスト-ミング」により、アイデアを出し合って道具を進化させ、色々な物を食材にしたことで生き残ることができたのだと思います。

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まとめ

普段私達はホモサピエンスの時代のことを考えることはありませんが、このNHKスペシャルで平和に、私達人類の進化の過程を知り、想いに浸るのもいいと想います。

そしてこれからも人類が生き残っていくには、会社、社会、国においての集団の力の必要性は変わらないと思います。

 

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