同名映画は、メル・ギブソンとダニー・グローバー主演で1987年に製作された第1作からシリーズ化して4作作られたヒット作品です。
同じ設定で俳優を変えて作られるのを、リブート作品、同じ俳優キャストで作られるとリバイバルと言います。
リブートは、最近「スタートレック」、デンゼル・ワシントンの「イコライザー」もそうだし、企画も多いようです。
このドラマも別の俳優で作られたリブート作品です。
きちんと作られヒットしたものは、新たなものを作るよりも無難だということなんでしょうかね。
映画よりカリスマ性なかったが、友情を描いて意外に楽しめました
主役たちはやはり若い頃のメル・ギブソン、ダニー・グローバー達に較べると地味でした。
マータフ役のデイモン・ウエイアンズは、兄弟がコメディアンのベテランでいつもにこにこ、彼の奥さんトリッシュ役のキーシャ・シャープもしっかりしていたし、家族愛を描いた部分は、映画のダニー・グローバーに劣らず良い印象でした。
が、リッグス役のクレイン・クロフォードは無名俳優ですが、主役とは思えないほど髪型が決まってない（前髪がいちいち顔にかかって見苦しいったらないです）、髭をはやしているけど決まってないし、まったくあか抜けない印象でした。
脇役の方々はとても存在感があったので続いたのだと思います。
それとアクションは見ごたえあったし、やはり男同士の友情のストーリーはおもしろいんですよね。
お互い、命を助けたり助けられたりして信頼関係を築いていました。
日曜日のエピソードは、シーズン2最終回だった
最終回のストーリーは、リッグスの父は子供の頃リッグスが殺されかけた、アルコール依存症で暴力的な人です。
シーズン1ではとっくに死んでいたかと思ったら、突如、シーズン2では、生きていて刑務所で収監中、しかも犯罪組織の一員として、リッグスの周辺をかぎまわるという話になっていました。
リッグスを助けた幼馴染も登場し、この人は犯罪者で逃がしちゃった、そしてリッグスは幼馴染の元妻と小さい息子の世話をしていたのですが、今回、命を狙われたのが、リッグスかと思いきや、マータフだった。
また彼はマータフの命を救い、リッグスはまた父に殺されかけたけど、マータフに救われたのでした。
リッグスは幼馴染の元妻が故郷テキサスへ帰ると言うので、一緒に行くことになったのですが、という最終回でした。
じつはリッグス役の俳優は、このシーズンでクビ！？
最近のドラマはアメリカで放送された後、日本で放送される間隔がかなり短くて、すぐに放送されることが多いです。
このドラマのこの回も、先月アメリカで放送されたばかりです。
リッグス役のクロフォードは、撮影中に問題を起こして、ゲストや共演者などからの苦情が絶えず、怒りを抑えるセミナーにも行ったそうだけど、マータフ役のウェイアンズはすでに口もきかないなどということで、なんと、クビを言い渡されたというニュースを聞きました。
これは珍しいです。
なので、どんな最終回なのか興味ありましたが、LA警察を辞めてテキサスへ行くことになり、サプライズパーティーを開いてもらっていました。
問題起こしてばかりでとうとうクビになったにしては、意外と扱いがいいんだなと思いましたが、最後の最後に亡くなった妻のお墓の前で、異母弟に銃で撃たれてあっけなく・・・。
まとめ
ということで、シリーズの主役が交代することはたまにありますが、クビになったというのは初めて聞きました。
ドラマ上でどんな扱いをされるのかも興味津々でしたが、そういういざこざが起きるとドラマは打ち切りになるのが常だけどこのドラマは来秋に新しい俳優キャストを入れてまだ続くのだそうです。
映画「リーサルウェポン」ファンの人は、リッグスが死んじゃったので、もう完全に別物になっちゃってがっかりでしょうが、どうなることやら、海外ドラマファンとしてはちょっと興味ありますね。
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