日本で一番参拝客の多いお寺と言えば、成田山新勝寺、なのだそうですが(ちなみに神社だと明治神宮がダントツ)。
有名人が参加する節分の豆まきの映像くらいしか馴染みのなかった自分には、全てが驚きの一時間でした。
成田山の参道に歌舞伎の絵が多いわけ
まるで本当に成田山に旅に来たような感覚になる、駅からの道筋が賑やかで、とても楽しそう。
色彩鮮やかなその飾りつけの中に多くの歌舞伎役者の絵があり、それもクイズになっていましたが、歌舞伎界と成田山新勝寺とのつながりの元になったのは、初代の市川團十郎さん。
跡取りに恵まれなくて、成田山に子宝祈願をしてめでたく子供を授かったお礼参りから始まったそのご縁は、今の当主である市川海老蔵さんの代に至るまで連綿と続いていたのだということが分かり、成田山と市川家=成田屋の歴史の古さを実感しました。
ああ、だから毎回イベントの度に海老蔵さんが正装で出席していらっしゃったのね、と思い至ったのです。
海老蔵さんの歌舞伎の見栄も、成田山由来であったというのも面白いエピソードでした。
今しか見られない地上の楽園
成田山にある大塔という建物には、普段立ち入れない美しいお堂があるのです。
そこにあるのは空から降り注ぐ光で鮮やかに浮かび上がるステンドグラスの仏間でした。
宝相華紋(ほうそうげもん)という、世界で一番美しい花と言われるその模様は、まるで天国そのもののようでした。
多くの仏様、そして不動明王の迫力は言わずもがなですが、護摩行の体験などはもう、スペクタクルすぎて、お寺の修行というよりも、極楽のテーマパークのようでした。
5月にお祭りがあった時の映像には、まるで初詣再び!というほどの人出が駅から境内まで溢れていました。
おそらく、本物のパワースポットという場所はそうして人を引き付ける場所なのではないでしょうか。
成田山といえばウナギ!
成田山はウナギの産地というわけでもないのに、成田山はウナギのお店のがたくさんあって、その煩悩を掻き立てられるような、まるで画面からその匂いが噴出しそうな、素晴らしく美味しそうなウナギ!
そのうちことさらに人気の有名店では、千葉県産のしょうゆを使ったタレを用い、その黒々とした艶のあるタレの美しいこと!
そこにどぼんと浸けたウナギがてりってりの美しい色をしていて、これがもう本当に美味しそう!
…良いなぁ、と思っていたら、スタジオで皆さまお召し上がりになっていて、大変羨ましかったです。
しかし、それを食べている姿が、本当に童心に帰ったようで、魂が抜けているようなお顔をされている石ちゃんや風間俊介くんをみているだけで、幸せになるようなシーンでした。
まとめ
都内のお寺や神社にはいろいろと通いましたが、ちょっと遠いので成田山には行ったことがありませんでした。
しかし、これを見てしまったら、行くしかない、と思いました。
今回の日本ドリルはまさに成田山新勝寺の良質のプロモーションビデオそのものでした!
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