運動会の綱引きの掛け声といえば「オーエス!」
…と思っていたんですが、実はそうでもないみたいなんです!!
実は「オーエス」以外にも、綱引きの掛け声はあるんですよ。
どんな掛け声があるか、気になりませんか?
そして、「オーエス」を使うのはどの地域なんでしょうか?
今回は、なんとなく使っていた綱引きの掛け声について調べてみました!
綱引きの掛け声は地方によって違う?オーエスが掛け声の地域はどこ?
全国的に見ると、「オーエス」が掛け声の場所がやはり多いようです。
私の地元・大阪では「オーエス」を使っていましたし、周辺の京都・兵庫県もこちらの掛け声を使います。
また、関東圏でも「オーエス」を使う地域が多いようですね。
「オーエス」の次に多いのが、「よいしょ」です。
関西圏だと、滋賀県や奈良県はこちらを使うようです。
あとは、富山県・長野県・岐阜県などでも「よいしょ」が掛け声になっています。
ちなみに、「オーエス」の由来って知っていますか?
私は「O・S」で何かの英語の省略形なのかな…なんて思っていたんですが、語源はフランス語なんですよ。
フランス語で「Oh hisse!」というのは、「それ引け!」という意味なんです。
明治時代の初め頃、東京の外国人居留地でフランス人たちがこの掛け声を使って綱引きをしていました。
それを日本人がマネし始めたのが、「オーエス!」の由来なんだそうです。
綱引きの掛け声で面白いものを一挙紹介!
いろいろ綱引きの掛け声を調べていると、面白い掛け声がいくつかありましたので、ご紹介しますね。
- 「ワッショイ!」
熊本県の掛け声は、なんだかお神輿を担ぐ掛け声とそっくりですね。
聞き馴染みのある響きですが、綱引きとしてはなんだか妙な風に感じてしまいます…。
- 「よいしょ!」
これは、石川県での掛け声です。
なかなか踏ん張れそうな掛け声ですね。
- 「エイエイサー!」
これは、宮崎県の綱引きの掛け声なんです。
なんとなく意味が理解できるような、できないような…やる気が出てきそうな掛け声ですね。
- 「サーウン!」
ちょっと不思議なこの掛け声は、高知県からです。
どんな由来があるんでしょうか…高知県民の方、ご存知でしょうか?
- 「…(無言)」
無言なんかでみんなでタイミングが合わせられるのかな?
なんて思ってしまいますが、綱引きの国際大会では選手の掛け声はないんですよ。
プロの試合になると、綱引きは持久戦になることもあるそうです。
そんなときに声を出していると、それだけでエネルギーを消費してしまうからなんでしょうね。
運動会については、こちらの記事でもまとめています。
まとめ
綱引きの掛け声「オーエス」の由来は、フランス語の「それ引け!」から来ています。
全国的に多く使われているのはこの掛け声ですが、地方ではいろいろな変わった掛け声もあるんです。
あなたの住む地域では、どんな掛け声が使われていますか?