こんにちは。
今、ロシアW杯を戦う日本代表がアツイです!
なぜアツイのか?
それは世界からも世間からも全く期待されていなかったチームが、予想を覆すようなサッカーを魅せてくれているから。
そして成果も出しているから!
弱者が強者をビビらせる、焦らせる、倒してしまう、というのは爽快極まりないです。
W杯は世界一のスポーツの祭典です。
サッカーに興味がない方も、このお祭り期間だけは楽しんでほしいです!
というか、見ないと勿体ない!
06年ドイツW杯以降、日本代表を追い続けてきたサッカーバカの筆者が、W杯を戦う日本代表の情報を一から説明してまいります。
サッカーを普段見ない方こそぜひご覧ください!
世界における日本代表の立ち位置
日本は弱いです。
しかし強いと錯覚している人が多い。
それはW杯に6大会連続出場できているから。
そして勝っている試合のイメージが強いから。
しかしこれは間違いです。
日本は世界的に見て弱小国と言わざるを得ません。
その証拠に、試合成績等を基に算出されるFIFAランキングにおいて日本は61位(2018年6月現在)です。
W杯に出場できるのは32か国ですが、61位は数値データ上では出場できるレベルではありません。
ちなみにロシアW杯出場32チーム中、日本は下から3番目です。
ではなぜ日本はW杯出場常連国となっているのか?
それは予選を勝ち抜くのが最も容易なのがアジアだからです。
アジアは前回ブラジルW杯に4チーム出場していますが、計12試合で一勝もできていません。
日本が強く、勝っているように見えるのは世界最弱のアジア予選で勝っているイメージがあるからなのです。
しかし世界の他大陸予選を勝ち抜いた猛者が集うW杯本大会では、一転して弱者となります。
日本はW杯において完全にチャレンジャーの立場なのです。
グループリーグを突破できたら大成功、一勝もできないことも十分ありえるというのが世界の認識です。
実際にブラジルW杯は惨敗でした。
それが現実であり、世界における日本の立ち位置です。
だからこそ日本のW杯はロマンがあります。
世界の強豪国なら舐められている弱い日本が一泡ふかすから、ものすごく爽快感がありませんか?
ワクワクしますよね。
西野ジャパン、快進撃の理由1
西野監督率いる日本代表は今、南米のコロンビアを撃破し、アフリカのセネガルをあと一歩まで追い詰めました。
世界も、日本人でさえも全く期待していなかったグループリーグ突破が目の前まで見えているのです。
これは凄いことです。
実際、日本メディアもコロンビアに勝利して以降、手のひらを返したように監督や選手を褒め讃え始めました。
期待されていない分、一つの試合結果で大きく評価や熱が変わるのもW杯を戦う日本代表の特徴です。
では、なぜ日本代表は今波に乗れているのでしょうか?
- 相手チームの油断
- 好調な選手のスタメン起用
- 途中投入の本田・岡崎の成功
この3つが大きいです。
①に関しては毎回のことですが、特に今回は大会直前に監督交代が行われたり、直前の試合内容や結果も悪く、疑問の残る選手選考が行われたりしたこともあり、
世界中から日本はグループ最下位決定のレッテルを貼られていました。
これにより日本は大儲けです。
コロンビア、セネガル共に舐めてた相手に主導権を少し握られたりゴールを決められるだけで、ナイーブな戦いに陥っていました。
完全に格下だと考えていた日本から勝ち星を逃すことは想定外のことであり、やってはいけないことなのです。
その分、必要以上のプレッシャーが彼らにはかかっていたように感じます。
コロンビアのロドリゲス選手やファルカオ選手、セネガルのマネ選手といった世界的スーパースターすら、
明らかに本来の力を発揮できていませんでした。
西野ジャパン、快進撃の理由2
次に②ですが、選手起用が当たっています。
西野監督はJリーグでも成果を出していますが、このあたりはさすがです。
直前のテストマッチから導き出したスタメン選手が皆、120%の力を発揮しています。
特に、
- セネガル戦でスーパーゴールを決めたアタッカー乾選手。
- スペイン仕込みのゲームメイクが光る司令塔、柴崎選手。
- 唯一のスタメンJリーガー、若きDFの昌子選手。
この三名はいずれもW杯が始まるまで、スタメンではなかった選手たちです。
いずれもW杯初出場、にも関わらず堂々と攻守に躍動し活躍しています。
彼らには今後も要注目です。
西野ジャパン、快進撃の理由3
最後に③ですが、西野采配は交代策もバッチリ決まってるんです!
W杯3大会連続出場となる二人のベテラン、本田選手と岡崎選手を二試合連続で途中投入しています。
彼らは代表不要論も出るほど、かつての輝きを失い、どこか自信も失っているように見えました。
ゴールに絡むシーンも少なくなっていました。
しかし!
見事に試合終盤を勝ち切って締める、スーパーサブとしての役割を最大級に発揮してくれています。
二人ともW杯で2大会連続ゴールを決めており、経験値は申し分ありません。
体力や身体のキレに衰えは見えますが、出場時間が少ないからこそ、最初から全力でプレーできる。
慌ただしくなる、試合を左右する時間帯に落ち着き払った存在感で、この二試合日本を負けなしに導いています。
試合終盤はこの二人のセット起用での阿吽の呼吸に期待大です!
まとめ
書き出すとまだまだキリがありませんが、日本代表は今、歴史に残るような素晴らしい戦いを続けています。
若手もベテランも一丸となって突き進む西野ジャパンは、もしかすると過去最高のベスト8まで狙えるのではないか。。?
私は期待しています。
次戦のポーランドは欧州の強豪で、なんとFIFAランキング8位!
注目はエースの化物ストライカー、レバンドフスキ選手です。
グループリーグ敗退が決まったポーランドですが、日本より格上だということは間違いありません。
それでも日本が突き進むと信じて!
本日6/28夜はTVの前で応援しましょう!
やはり最大の注目は後半終盤に出てくるであろうプロフェッショナル、本田圭佑選手です!!
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