ロシアのワールドカップが始まりました。
日本はワールドカップ前から監督の交代をはじめ、直前の親善試合でも結果を残すことができず、大会に突入した感覚ではありますが、
先日のコロンビア戦の戦いぶりをみて、決勝トーナメントへ進出できる可能性が大きいと見ています。
これまでの戦術と変わった
ハリルボッチ監督から西野監督への交代は、日本中を衝撃的させました。
通常、監督がワールドカップ前に交代することはあり得ませんが、それだけ日本のサッカーチームが危機的な状態であったと見ています。
現に、西野監督へ交代したのちからは戦術も大きく変わってきています。
いわゆる攻撃的なサッカーや、縦や横へのパス、展開も、試合を重ねることに増えてきました。
ハリルボッチ監督の戦略であった縦パスばかりの戦術では、なかなか世界には勝てません。
日本のパスサッカーという武器を見せつけたのが先日のコロンビア戦です。
後半の戦いぶりは、特にそのパスサッカーの戦術がはまり、
コロンビア選手の運動量を急激に落とすことができた要因でもあります。
セネガル戦への戦いについて
コロンビア戦を勝利し、残り2試合をどのように戦うかが重要です。
特に、次のセネガル戦については、日本もさほど情報を持っていないチームであると見ています。
前回の、ポーランドとの試合においても、ボールの支配率や選手の運動量(走行距離)はセネガルよりもポーランドの方が上回る結果ではありますが、
セネガルが一気にカウンターからディフェンダーを崩し、シュートをしていくという、スピードのある戦い方をしてきます。
日本もこのセネガルの試合ぶりを確認し、戦術の検討が必要となります。
特に、終盤のディフェンスについて要注意です。
コロンビア戦のように、吉田選手を中心に昌子選手などのチェックや運動量が豊富な選手が積極的にディフェンスや前へのアシストをしけば
必ず勝てる相手です。
本田選手の対応について
コロンビア戦では、大迫選手のヘディングを見事にアシストしていました。
コーナーキックも、カーブをかけてゴール前にいた大迫選手へキックする技術は相当高いものがあります。
一方で、本田選手の加入で、守備やパスミスが増えたという印象もあります。
このようなパスミスや守備ミスなど、日本よりもランクが上のチームはこれらにつけ込む可能性があります。
したがいまして、今回のセネガル戦や、最終戦のポーランド戦では、本田選手のスタメンは厳しいものと思います。
さらにゴールキーパーの川島選手についても、あるサッカー評論家は100%川島選手を外すべきとの見解について記事も執筆されています。
いずれにしましても、セネガル戦には勝たないと、次のポーランド戦に思いっきり戦うことができないため、
まずはこのセネガル戦にも勝つという気持ちが必要です。
まとめ
日本においての課題はコミュニケーションです。
監督交代の理由においても、コミュニケーションのギャップを解消させる目的も含まれているとは思います。
西野監督になり、そのギャップは少しずつ解消されつつありますが、
できるだけ長くワールドカップのピッチの上で戦ってほしいです。
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