世の中、サッカーワールドカップで盛り上がってますね。
日本代表も前評判を覆す善戦で、さらに興奮度は増しています。
そんなワールドカップですが、このロシア大会からの新ルールやシステムが導入されているのを皆さんはご存知ですか?
ここではその新しい取り組みを紹介します。
グループリーグから大活躍のVAR
ロシア大会からの新システムの目玉は何といっても、テレビ中継でもよく見る「VAR」ですね。
「VAR」は「ビデオ・アシスタント・レフェリー」の略です。
その名前の通り映像を使って、レフェリー、
すなわち審判を補助することが目的のシステムです。
数年前から導入は検討されてきましたが、実際に本格導入されたのは1年半ほど前に日本で行われたクラブワールドカップ。
実は歴史はあまり長くないシステムなのですね。
その後、ヨーロッパを中心とした各国の国内リーグでテストが続けられてきました。
このシステムにより、PKの判定やレッドカードでの退場判定など、試合の結果に左右する重要な局面において、
ビデオを用いてビデオアシスタントレフェリーが主審に助言することが可能になりました。
まだまだ新しい取り組みですので、利点と欠点を検証してより良くする必要はあるかもしれませんが、
より正確な判定を出せるという意味では素晴らしいものですね。
交代は3人までじゃないの?
サッカーでは、スタメンの選手を決められた人数だけ途中交代することが認められているのは知っていると思います。
年代やレベル等によりその人数は変わってきますが、基本的には「3人交代できる」という認識の方が多いのではないでしょうか。
これはJリーグや主要海外リーグでも同じで、
3人交代した後はたとえ怪我人や退場者を出しても交代できないのが当たり前でした。
それが、この大会から新たに「4人目の交代」が認められることになったのです。
ただしこれは条件付きの話。
条件はとっても簡単です。
それは「延長戦に突入した場合」です。
つまり、延長のないグループリーグや90分で決着がついた場合は、今まで通り3人の交代までとなります。
これにより、体力の消耗が大きく怪我のリスクも高まる延長戦のプラス30分でも、もう1人の交代が可能になりました。
これにより監督の采配にも幅が広がり、新たな名采配が生まれる可能性もありますね。
まとめ
選手の技術も向上し、ユニフォームやボールなどの用具も日々進化を続けています。
そのような中で、実はルールやシステムも毎年変わり続けています。
それらに日の目が当たるのが4年に1度のワールドカップ。
選手のプレーを楽しみながら、少し違う視点からサッカーを見つめてみるのも、ありかもしれないですね。
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