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偉人もみんな「盛って」いた?!その顔の向こう側にある事実とは。

現在、国立新美術館で開催されているルーブル展とタイアップしている番組です。

様々な人間の「顔」を並べて、その人生を紐解いていくことでその「魅力」や、「威力」を考察してみたり、また、様々な要因で変わっていくその顔を見つめることで「事件」に与えた影響などを検証してみる、というバラエティです。

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現在進行形の事件の「顔」、そして元死刑囚の「顔」

現代において象徴的な二人の女性が登場しました。

年齢を詐称して若い男性をかこっていた融資法違反の彼女は、絶世の美女ではないのにどうしてそれほど多くの男性の心を惑わせて大金をせしめたのか。

そして大韓航空機を墜落させた美しき元・死刑囚。

ベテランの記者が震えたその威厳ある美貌はいかにして出来上がったのか。

 

彼女らの経歴を紐解いていくことで受けたその影響をつぶさにみつめ、自身がそれをどう思っているかなどを語っていました。

「自分は美人ではないけれど、それでもこの顔が好き」と言った白髪の融資法違反の彼女は、自由になったら髪を染めに行きたい、と言ったそうです。

 

法廷画家の描いたその姿はニュースで流れた若々しい姿とは全く違って、白い髪を後ろにみつあみを垂らしていました。

そのギャップ衝撃でした。

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歴史上の人物の肖像画に隠された謎

現在、六本木の国立新美術館で開催されているルーブル展とタイアップしている企画ですが、良く知られている英雄や美女たちの肖像は、じつはイメージ戦略としてかなり「盛られた」ものだった、ということです。

 

ナポレオンの威厳ある戦場での姿や戴冠式の絵や彫像は、実像よりも身長も大きく、男前に作られたものでした。

さらに、当時の王族は血脈を大変重要視しており、その家系における特徴をより一層強調して”特別な存在”であることを周知させる、という戦略をとっていて、例えばハプスブルク家の鼻筋などはその顕著な例であり、マリー・アントワネットの彫像も、それを忠実に表そうとすると、これまた絶世の美女ではなかった、というのです。

 

ルーブルに残されている数多くの肖像画にはそんな虚栄心や歴史的事実が交錯しており、現代でそれを見ている私たちの前にはミステリーのようにも見え、絵画としての魅力、そしてロマンを増しているのです。

有働由美子アナ、民放初出演!

この春にNHKを退職した有働由美子アナウンサーが民放初出演ということで、フランス、ルーブルのロケを担当していました。

なんともチャーミングで飾らない姿は、視聴者の目線できゃっきゃして、本音でナポレオンやマリー・アントワネットの肖像を観て、とても率直に、そしてばっさりと分析して、驚き、笑い、思いもよらないその実像を引き出すことになるのです。

 

そんな中で、「ナポレオンも盛っている?!」とその姿に対する驚きを見せているのと同時に「でも、事務所で撮った私の宣材写真も盛ってますからねー」とあっけらかんと笑って言う彼女はとても素敵です。

さらに、番組の本質とは全く関係ないながら、そのロケ中に偶然居合わせてしまった交通事故の犯人と思しき人物が目のまえを通り過ぎたのに気づいて猛ダッシュする姿は、アナウンサー魂に一片の曇りもないことを明らかにしてくれているのです。

 

これからの活躍を、さらに期待したい、と思った瞬間でした。

まとめ

洋の東西問わず。

そして時代を超えて。

人はその姿、「肖像」=「顔」を残し、周囲に影響を与えていきます。

 

写真の無い時代に残された数多くの肖像が表すそのイメージ戦略や、現在にも出現するインパクトのある人物の顔。

そういったものを解析していくことで、様々な情報が紐解かれていく、ということが大変興味深い番組でした。

 

国立新美術館で開催されているルーブル展も含めて、一見の価値ありです。

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