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ネフェルタリとは、古代エジプト第19王朝のファラオであるラムセス2世の正妃(妻)のこと。

誰よりも勇敢、大柄、長寿なファラオだったラムセス2世。
その妻のネフェルタリは、誰よりも美しい女性だったとされています。
なんと古代エジプトの4大美女の1人とされるほど。

そして誰よりもラムセス2世の寵愛を受けた人物ともされています。
ネフェルタリとはどのような人物だったのかを見ていきましょう。

 

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ネフェルタリの王妃の墓はラムセス2世の寵愛にあふれていた

結婚したのは、ラムセス2世が15歳ぐらいのとき。
ネフェルタリはラムセス2世に、とても深く愛されていたとされています。

ネフェルタリの墓には、以下のように記されています。
「私の愛する者はただひとり。誰も我が妻に匹敵するものなどいない。
実に美しい女性であった。彼女が死して、私の魂ははるか遠くに奪われてしまった。」

ラムセス2世は90歳まで生きましたが、ネフェルタリは比較的短命だったとされています。
古代エジプトのファラオという立場もあり、ラムセス2世には他にも妃がいましたが、ネフェルタリが一番の存在であったことは間違いありません。

婚姻の際も、政略結婚という枠組みだけではなく、愛情をもったうえでのものとされています。

ネフェルタリもラムセス2世同様、かなりの権力を持っており、
壁画ではラムセス2世と同じ大きさで描かれるほど。

通常、ファラオの妃が描かれるとき、だいたい膝の位置までの大きさにおさめられます。
あくまでファラオのほうが大きく描かれるということですね。

ネフェルタリが、ラムセス2世にとっていかに特別な存在であったか、ということがわかります。

王妃でありながら、戦争の際はラムセス2世に付き添うことも。
ラムセス2世を愛し支え続け、誰よりもラムセス2世に愛さた存在といえるでしょう。

ネフェルタリが若くして亡くなった後、ラムセス2世は多くの女性を妃としたものの、誰一人としてネフェルタリと同様の愛を受けることはなかったと言われています。

また、古代の絵で描かれる際は、常にラムセス2世に付き添うかたちとなっています。
ラムセス2世の正妃という立場は、揺るぎないものだったのでしょう。

ネフェルタリの墓は、1904年に発掘されています。
現在は見学できないものの、装飾がとても美しいものだったとのこと。
また、ラムセス2世の墓と、とてもよく似たつくりになっています。

ネフェルタリを愛したファラオ、ラムセス2世についての記事はこちら
凄すぎる!ラムセス2世のミイラの逸話や妻ネフェルタリへの愛

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ネフェルタリの顔は絶世の美女だった!古代エジプト4大美女の1人!

また、ネフェルタリは伝説ともいえる美しさで有名です。
古代エジプトにおける4大美女の1人が、このネフェルタリなのです。

他3人は、クレオパトラ、ネフェルティティ、ハトシェプスト。
ラムセス2世がネフェルタリの美貌を絶賛したように、とても美しい女性だったことは間違いありません。

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ネフェルタリの名前の意味は?女神の寵愛を受ける者!

ちなみに「ネフェル」とは「美」を表す単語です。
ネフェルタリは「ネフェルタリ・メリ・エン・ムト」とも呼ばれ、
その意味は「愛らしく、女神ムトの寵愛を受ける者」というもの。

ネフェルタリの死因はハッキリしない?

ネフェルタリの死因は、はっきりとはわかっていません。
若くして亡くなったとされていますが、3000年ほど前の時代と言うこともあり、
なかなか断定はされないようです。

ラムセス2世最愛の妻、ネフェルタリについて まとめ

ラムセス2世から最大の寵愛を受けた絶世の美女、ネフェルタリ。
他の王妃にはないほどの扱いを受けていたことや、
戦の際は同伴したという話から
美しさだけだけではなく、優しさや勇敢さも持ち合わせていたのでしょう。

またわかったことがあり次第、追記します。

ネフェルタリを愛したファラオ、ラムセス2世についての記事はこちら
凄すぎる!ラムセス2世のミイラの逸話や妻ネフェルタリへの愛

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