銀座松崎煎餅の8代目、松崎宗平さんについて。
その肩書からすると和風な印象を受けますが、松崎宗平さんはもともとIT企業に勤め、さらにプロミュージシャンでもあるんですよ!
そんな松崎宗平さん、そして銀座松崎煎餅について。
詳しく見ていきましょう。
目次
銀座松崎煎餅 8代目 松崎宗平さんのプロフィール
- 生年:1978年(40歳)
- 出身:東京都中央区
松崎宗平さんは若々しく、そしてちょっぴりコワモテ!?
筋肉質の体も相まって、とてもたのもしい印象を受けます。
松崎宗平さんはもともと大学を卒業する前、グラフィックデザインの仕事をしていました。
アニメーションをつくる技術があったため、アルバイトをしていたIT企業の正社員へ。
あまり長くいるとのちのち迷惑がかかる…と思ったそうで、その後2007年に松崎煎餅へ入社。
そのかたわら、2002年からバンド「SOUR」でベースを担当する、ミュージシャンでもあります。
バンド「SOUR」の公式ホームページはこちら
松崎宗平さんは経営者としても、とても発想が豊かなことで知られます。
ご本人は以下のように語っています。
「好きな人がたくさんいるから、というのがあると思います。
まわりの人、皆が皆、とてもかっこいいなと思います。
こんな風になりたいな…なんて思うことがとても多いですね。」
銀座松崎煎餅の場所、行き方
銀座松崎煎餅 本店
営業時間:11:00~20:00 無休(年末年始除く)
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座5-6-9 銀座F・Sビル1F
電話番号:03-6264-6703
松崎煎餅コンセプトストア
松陰神社前店
営業時間:11:30~19:00 定休日:水曜
住所:〒154-0023 東京都世田谷区若林3-17-9
電話番号:03-6884-3296
松陰神社前駅から歩いて1分
三軒茶屋駅から歩いて20分
松陰神社前から歩いて2分
モトスミ・ブレーメン通り店
営業時間:11:00~20:00 定休日:火曜
住 所 〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月1-27-7
電話番号:044-431-8444
元住吉駅から徒歩2分
銀座松崎煎餅とは 歴史について
銀座松崎煎餅の創業は、1804年にさかのぼります。
芝魚籃坂(しばのぎょらんざか)から始まり、およそ150年ほど前に銀座に移りました。
そして過去3回にわたり、大きな災害により焼けてしまっています。
3つの災害とは「明治の大火(火事)」「関東大震災」「戦争災害」。
そのため、銀座松崎煎餅の詳しい記録はあまり残っていません。
創業の1804年当時、煎餅は小麦のもの(瓦煎餅)が中心でした。
おせんべいというとお米を使ったものが頭に浮かびますが、お米を使うようになったのは大分あとのこと。
瓦煎餅は京都や関西にルーツがあったため、そこで修行して関東に来たとのこと。
芝魚籃坂として創業した際は、小麦を使った煎餅や、お饅頭を売っていました。
7代目、つまり松崎宗平さんのお父さんが松崎煎餅に入ったときは、米でつくられる草加せんべいが主流。
時代に合わせ、松崎煎餅でも草加煎餅を中心として売っていました。
「看板商品は草加煎餅」だと説明していたほどです。
しかし、やはり昔からやってきた瓦煎餅を大事にしたい…という思いがあり、他のスタッフにも同じような気持ちの人も多かった様子。
少しずつ瓦煎餅を推すようになり、今では銀座松崎煎について紹介するときは「瓦煎餅の会社です」と言っているとのこと。
松崎宗平さんの入社当時は瓦煎餅は全体の5%ほどの売り上げでしたが、現在は30%~40%ほどにもなったそうです。
お年寄りだけではなく、若い人にも瓦煎餅がとても人気で、よく売れていくようです。
瓦煎餅が売れるようになったきっかけの1つとして、「(サンリオの)キティちゃんの瓦煎餅をつくったこと」を挙げています。
なんと何万枚との注文をもらうこともあったとか。
キティちゃん、本当にいろいろなことやってますね(笑)
2017年にはカフェを併設した店舗「松崎煎餅コンセプトストア」もオープン。
「あなたの街のせんべいスタンド」として、若い層にもとても人気のお店になっています。
まとめ
松崎宗平さんはコワモテながら、なんだか優しい印象を受けました。
ベーシストというのも納得ですが、なぜかカフェのかわいらしい雰囲気も似合っている気がします。
そんな松崎宗平さんが、なんと地上波に出演!
2018年8月4日(土) 23時00分~23時30分に日本テレビ系列で放映される
「マツコ会議」では、銀座の老舗店の若手跡取りをピックアップ。
その1人として紹介されます!
銀座松崎煎餅のファンの方も、松崎宗平さんの個人的なファンの方も。
必見です。
他にもスゴイ日本人情報が!オススメはこちら