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2018年、猛暑の夏。
史上最大のアロハシャツブームがやってきます!

今回はアロハシャツが好きすぎてハワイに移住までしてしまった、木内九州生さんについてピックアップ。
木内九州生さんはアロハシャツ界、特にヴィンテージや復刻については彼を上回る者は居ない、とまで言われるほど。
業界でも随一の有名人なんです。

以前はアロハがらみでCMに出演したり、芸能人でも木内九州生さんのファンは多いんです。
桑田佳祐さんや所ジョージさん、堺雅人さん、ぐっさんなどがその一部。
テレビ等のメディアでアロハシャツが使われるときは、木内九州生さんが手掛けるアロハシャツが定番となっています。

そんなアロハシャツを語る上では外せない、木内九州生さんについて追ってみました。

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木内九州生 プロフィール

木内九州生さん(左)
写真左が木内九州生さん。

  • 本名:木内九州生(きうち くすお)
  • 生年:1965年(現在53歳)
  • 出身地:不明
  • 現住所:ハワイ
  • 職業:アロハシャツメーカー「コナ・ベイ・ハワイ」オーナー
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木内九州生の経歴とアロハシャツメーカー「コナ・ベイ・ハワイ」設立の経緯

日本ではもともとファーストフード店にて働き、サラリーマンとして特に不自由のない生活を送っていました。
しかし26年前、26歳の時、思うことがあり単身アメリカへ。

「ずっとただのサラリーマンでいていいのか?」常に自問自答していたとのこと。
仕事や当時の状況に不満があったというわけではなく、海外に飛び出していきたいという思いが強かったことや、
アクションを起こし、とにかくやってみることが大事だと語っています。

弟の敬三九さんによると、
「兄は小さいころから、アメリカ映画をずっと見て育っていました。
急に『俺はアメリカに住むぞ!』と言って、飛び出して行ってしまいました」

母の和美さんは
「息子は良い意味で、いつも自分のやりたいようにやってきた。
今回も彼にまかせて大丈夫だと思った。」

と、それぞれ語っています。

現地法人の「エイチアイエス」社に入社します。

その後、1998年には日本人ながらラスベガスの支店長にまで。
しかしそちらも退社。

そして木内九州生さんがハワイに移住したのは、15年前の38歳のとき。
なんとひとりでアロハシャツメーカー「コナ・ベイ・ハワイ」を設立してしまいます。

木内九州生さんによると、アロハシャツメーカーは今激減しているとのこと。
「クオリティの高いアロハシャツがつくられたのは、主に1948年~1955年の7年間。
あの頃はまさしく黄金期だった、かつて何百とあったアロハシャツメーカーも
今はかなり減ってしまった。」
と語っています。

木内九州生さんは、その黄金期、もっともアロハシャツの質が良かったころのスタイルにならっています。
そしてアロハにこだわるきっかけを作ったのも、アメリカ映画なのです。

その映画とは、木内九州生さんが高校生の時に見たサーフィン映画「ビッグ・ウェンズデー」
サーフィンに熱中する主人公たちが、ヴィンテージもののアロハシャツを着こなす姿に、全身シビれてしまったとのこと。

木内九州生さんは、そのとき見た、今では製造されておらず、メーカーも存在しないアロハシャツを蘇えらせようとします。

ハワイに移ったのち、アロハシャツに関するさまざまなお店や工場へ。
自分が持つ、数十万円もするヴィンテージのアロハシャツを手に、「このボタンはどこで買うの?」などと聞いてまわったそう。

足を棒にしつつ、1つ1つまわり、アロハシャツの技術を少しずつ集めていきます。
「当時はインターネットもなく、電話と自分の足で情報を集めるしかなかった」と語っています。

その努力のかいあって、木内九州生さんが再現したヴィンテージのアロハを、コレクターが皆口をそろえて絶賛。
高水準の再現性と繊細な技術に次々とファンが生まれ、日本のお店にも並べられるほど。

現在、木内九州生さんがつくるアロハシャツに使われているボタンは、黄金時代のアロハシャツにも使われていた
「オイスターシェル」というボタンだと思われます。
貝殻から削り出される、技術と根気が必要なボタンです。

そして、じつはアロハシャツには意外な事実が。
ハワイに多く暮らす日系人の国民的服装とされるアロハシャツ。
もともとアロハシャツというと海外発祥のものに見えますが、じつはアロハシャツの起源は、日本の和服という説が有力なんです。

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アロハシャツの起源は日本!?じつは和服のアレンジだった!?

アロハシャツの起源はいくつかあるものの、もっとも有力なものが「日本の和服が派生した」というもの。

19世紀の終わり~20世紀初めごろ、日本の移民が、持ち込んだ着物を再利用するとき仕立て直したものが起源とされています。
または、現地の人が着物の美しさにみとれてしまい、「その着物をシャツにしてくれないか」と頼み、作られたのが起源という説もあります。

実はアロハシャツは、着ものの美しさが元になっていたんですね。
日本人にもアロハシャツがなじみ深いのは、こういった由来があるからかもしれません。

では木内九州生さんがオーナーを務めるアロハシャツメーカー「コナ・ベイ・ハワイ」の店舗はどこにあるのでしょうか。また、私達でも通販などで手に入るのでしょうか。

木内九州生がオーナーのアロハシャツメーカー「コナ・ベイ・ハワイ」店舗は?通販はやってる?

店舗について

調べてみたところ、「コナ・ベイ・ハワイ」の店舗の住所や通販について判明しました。
日本にこそ直営の店舗はありませんが、現地ハワイにて営業しています。
店舗の住所はこちら。

店舗名: KONA BAY HAWAII STORE(コナ・ベイ・ハワイ ストア)
住所:444 Ena Road. HONOLULU HAWAII 96815
営業時間:10:00~18:00

参考:「コナ・ベイ・ハワイ」会社概要 

通販について

店舗がハワイにしかないのか…と思ったかもしれません。
ご安心ください!通販で買うこともできます!

価格はおおよそ1万円~2万円前後。

商品を一部紹介します。
どれもこれもハワイアンを感じさせ、かつとてもオシャレで繊細!
日本でも日常着としてバッチリ使えるものばかりです!

個人的にはネクタイがイチオシです。

コットン ハイビスカス レッド、ブルー

コットン ハイビスカス レッド

コットン ハイビスカス ブルー

ストアも5年半を経過し、
コットンはないですか?という
質問も多くなってきた。
だからといって、ただ作るのも面白くないので、僕がアロハシャツにはまるきっかけを作った、「ビッグ・ウェンズデー」で「ウィリアム・カット」が着ていた以前レーヨンで復刻した柄を、更にコットンで復刻した。
裏地を使い、ややかすれた感のある風合いは、1993年頃マウイのリバティハウスで売っていたようなシャツの雰囲気になり、満足している。

2018 シナトラモデル ネービーXオレンジ

2018 シナトラモデル ネービーXオレンジ

だいぶ前にやった、モデルの復活。
オリジナルはDUKE KAHANAMOKUシスコ社のもの。
1950年代初頭のヴィンテージ。
「地上より永遠に」で、フランク・シナトラが着ている。
ご存知の方も多いが、この映画はモノクロなので、オリジナルがどんな色かはっきりしたことが、わからない。ミステリアスでもある。
僕もオリジナルはいくつか持っているが、今回はそのオリジナルとは全く違う、僕のオリジナルカラーを付けた。

パインネクタイ 緑、白

パインネクタイ(緑) パインネクタイ(白)

遂にネクタイを販売する。上質な縫製を日本で施した。柄はアロハシャツと全く一緒。メード・イン・ジャパンの匠の技。送料込みで4900円。プレゼントやギフトに最適。

IPHONE 6 PLUS ケース パイナップル

なんとアロハなiPhoneケースまで!
普段使いもバッチリな、派手過ぎずオシャレ、しかしちゃんとアロハな柄!
持っていると注目を浴びてしまうかも!

参考:コナ・ベイ・ハワイ IPHONE 6 PLUS ケース パイナップル 販売ページ

参考:コナ・ベイ・ハワイ 通販ページ

木内九州生の家族は?ハワイでどんな暮らしをしている?結婚はしてる?

木内九州生さんの家族については、以下の通りです。

  • 母:和美さん(75) 東京都居住
  • 弟:敬三九さん(47)
  • 義妹;知英さん(44)

父の紀九生さんは既に他界されているとのこと。
木内九州生さんはお父さんについてひとつだけ心残りがあるといいます。

単身アメリカへ行くとき、なんの反対もせずに送り出してくれた父、紀九生さん。
お父さんもハワイが大好きで、さらにアコーディオンのプロ。
洋服も洒落たものを着ていたため、九州生さんは「僕は父に似たのかも」と思うとか。

お父さんとハワイで一緒に乾杯したかった…ということが、たったひとつの心残りとのことです。

そんな紀九生さんのもとに、母の和美さんから贈り物が届けられたことが。
それは父、紀九生さんのアコーディオン。
母の和美さんから寄せられた手紙には、
「パパが一番大切にしていたアコーディオン。
大好きなハワイ、そして大好きなな紀九生のそばに置くことができれば、パパも喜ぶでしょう」
と書かれてしました。

九州生さんは、やりたいことを全部やらせてくれた両親には、とても感謝していると語っています。

木内九州生さんは現在結婚しており、子供も1人。
お子様は、すこし前からアロハシャツを自分で選ぶようになったとか。
高層マンションに家族で暮らしています。

まとめ

アロハシャツの匠、木内九州生さん。
単身アメリカに行くことも凄いですが、さらにハワイでアロハシャツメーカーを立ち上げてしまうのもスゴイ!

なにより、アロハシャツ片手にさまざまなお店や工場を歩き回ったその行動力。
ご本人の言う通り、何事も行動することが一番!だと思わされますね。

そして通販ページを見て驚くのが、商品のオシャレさ!
この暑い夏、普段使いしてみるのも良いかもしれませんね。

驚いたのが、アロハシャツの起源は日本という説が有力なこと。
そしてそのアロハシャツの品質を高めようと奮闘しているのも、日本人の木内九州生さん。
なんだか感慨深いものを感じますね。

以前のアロハシャツは粗悪品も珍しくなかったらしく、アロハシャツ好きにとっては木内九州生さんは貴重な存在。
「黄金期」のアロハシャツを再現できる、数少ない存在なのです。

そんな木内九州生さんが、2018年8月7日(火) 20時57分~の「マツコの知らない世界」に出演します。
アロハシャツのファンの方も、この機会に着てみたい方も。
必見です。

【 日本のスゴい人 オススメ記事はこちら 】

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