「地中海の灯台」をご存知でしょうか?
それはイタリア、地中海に属するストロンボリ島という火山島がおこす、噴火の様子のこと。
マグマが吹き出し火柱となり、まるで灯台のように見えることから、この名がついています。
吹き荒れるといっても、一体どのぐらい頻繁に活動しているのか?
この火山に由来する「ストロンボリ式噴火」とは?
そしてストロンボリ島へはどうやって行けば良いのか?
それぞれ見ていきましょう!
「地中海の灯台」ストロンボリ火山と「ストロンボリ式噴火」とは
ストロンボリ火山からは、なんと毎日火山が吹き出しています。
暗闇の中、一筋に延びる赤い火柱。
「地中海の灯台」の名は伊達ではなく、毎日絶えず夜の闇を照らしています。
それも数分ごとに噴火したりと、とても短い周期で。
噴火というと、黒い煙が空高くのぼるものを思い浮かべますが、
ストロンボリ島の噴火はおだやかな噴火を繰り返すのが特徴です。
ストロンボリ火山の名前から、「ストロンボリ式噴火」と呼ばれる噴火の形態です。
火山活動は、なんと1万3000年にも及んでいるといわれています。
日本ではなじみがないかというと、意外とそうでもありません。
伊豆諸島の大島火山では、このストロンボリ式噴火をすることが多くなっています。
(多いといっても、前回の噴火は1986年と約30年前です)
しかし穏やかとはいっても、火山は火山。
約10年に一度、何キロも先まで溶岩が噴き上げるような、激しい噴火を起こすことがあります。
2018年4月にも、250メートルの高さまで溶岩が噴き上げる激しい爆発があり、火山活動が活性化しているのではないか、という懸念も。
イタリア国立地球物理学火山学研究所(通称:INGV)による監視が続いている状態です。
けっこう大変!?ストロンボリ島への行き方を紹介!
ストロンボリ島へは、ツアーで行くのが現実的でしょう。
参考までに、こちらのページが過去にあったツアーページです。
⇒西遊旅行 火の島 シチリア島を歩く
料金は約42万円。
個人で行くとなると、1つの行き方として、
まずはイタリアのカターニア・フォンターナロッサ空港へ。
ここで約20時間かかります。
次に空港からミラッツォ港まで、バスが出ています。
約2時間。
さらにフェリーでストロンボリ島へ。
約2時間。
2日~3日がかりで行くことになるでしょう。
しかし現地が火山島ということもあり、ツアーを利用し、プロのガイドさんに付き従って観光したほうが良いでしょう。
火山の代名詞ともなっているストロンボリ火山を見に行く…となれば、一考してみる価値はありそうです。
まとめ
「地中海の灯台」ストロンボリ島の火山。
毎日絶えることなく、マグマの火柱が吹き上がるのは、神秘的な印象も受けますね。
私も一度じかに見てみたい、そして写真におさめてみたいと思いました。
しかし火山は火山。
いざ観光へ!…というときは、しっかりと準備をしてからにしてくださいね!
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