秋の味覚のひとつである松茸。
食べたいけど、値段が高くてなかなか買う気になれませんよね。
もう少し手ごろな値段であれば・・・と毎年あきらめてしまう筆者ですが、同じ思いをしている人もいるのでは?
せめて似たようなキノコはないものかと調べていると、面白いキノコを発見しました!
その名も「バカマツタケ」!!
名前のインパクトがすごい!そして、味はどうなのか気になります。
そこで今回は、バカマツタケについて詳しく調べてみました。
こんな名前に誰が?バカマツタケって名前の由来は?栽培方法は?
まずはやっぱり「バカマツタケ」というネーミングが気になりますよね。
バカマツタケを漢字で書くと「馬鹿松茸」となります。
えっ!?そのまんま!!
しかも学名まで「bakamatsutake」というローマ字つづりが使われています。
(バカマツタケの画像 ウィキペディア参考)
ちょっと気の毒な名前ですね・・・
誰ですか??こんな名前をつけたのは!!
私たちが知っている高級食材のマツタケは、乾燥した土壌を好み、アカマツの木の周辺に生えるのが特徴です。
一方、バカマツタケは松林ではなく、広葉樹林などの雑木林に生えます。
そして、本来のマツタケよりやや発生時期が早く、お馬鹿なマツタケということから「バカマツタケ」という名前がついたとされています。
ただ、このバカマツタケには優秀なところもあるんです!!
通常、マツタケは人工栽培ができないと言われています。
2017年に韓国が世界で初めてマツタケの栽培に成功した事例もありますが、まだまだ世に流通するまでには至っていません。
そして、バカマツタケは2018年に奈良県森林技術センターと森林総合研究所が人工栽培に成功しました。
日本農業新聞によると、開発した栽培法は培地で2ヶ月間、菌を培養し、菌糸を砕いて土壌資材と混ぜ、苗木の根に密着させて林内に植えるというもの。
この技術はマツタケへの応用も期待できると言われ注目されています。
普段、スーパーなどでは見かけることのないバカマツタケですが、今後は通販でも気軽に購入できるようになると予測しています。
※地元の直売所などで売られていることはあるようです。
メジャーな物とは一味違う?バカマツタケって食べると案外うまい?
さて、バカマツタケが購入できるようになったとしても、肝心なのは味ですよね!
バカマツタケというネーミングから、マツタケに劣ると思われがちですが、ウィキペディアによると「香りはマツタケよりも強い」と記載されていました。
口コミを見てみると、「見た目と味はマツタケとほぼ同じだが、香りはマツタケよりも強い」という意見や「マツタケよりやわらかく味もマツタケに劣らない」という意見もありました。
最後に・・・
味も劣らず、香りはマツタケ以上!
しかもマツタケより安価だなんて、ぜひ食べてみたい!!
これからスーパーやネットなどでも、手軽に購入できるようになることを期待したいですね。