世界一辛いと言われてきた唐辛子、ジョロキア。
ジョロキアは2007年にギネス認定されました。
さらに辛いのがドラゴンズ・ブレス。
2017年にそれまで一番辛いと言われてきたキャロライナ・リーパーよりも辛いとギネス認定され、大きな話題になりました。
しかしその数か月後、なんとさらに辛い唐辛子が!
その名はペッパーX。
詳しく見ていきましょう。
ジョロキアより辛いのはドラゴンズ・ブレスって本当?スコヴィル値は?
ジョロキアよりも、キャロライナ・リーパーよりもさらに辛いドラゴンズ・ブレス!
唐辛子の辛さを表す、スコヴィル値がいくつか、見てみましょう。
- ジョロキア:100万スコヴィル
- キャロライナ・リーパー:220万スコヴィル
- ドラゴンズ・ブレス:248万スコヴィル
個体や気候、土壌により異なる場合もありますが、おおむねこの通りです。
なんとドラゴンズ・ブレスのスコヴィル値はジョロキアの2倍以上!
ちなみに私たちになじみのある「ハバネロ」は約35万スコヴィル。
そのおよそ7倍にものぼる辛さを誇ります。
もはや想像しがたい辛さですね。
ちなみにドラゴンズ・ブレスの名前の由来は、イギリスのウェールズに伝承する赤い龍から。
ドラゴンの吐く赤い炎をイメージするほど辛いという意味ですが、その名に勝るとも劣らないと言えるでしょう。
なんと辛すぎて、取り扱いにはゴム手袋を着用するほど。
特にこれらの唐辛子に触れたあとは、絶対に目をこすってはいけません。
一番はコレだ!ジョロキアより辛いペッパーX!圧倒的なスコヴィル値!
そして、なんとジョロキアよりも、キャロライナ・リーパーよりも。
さらにドラゴンズ・ブレスよりも辛い唐辛子があるんです!
その名は「ペッパーX」。
スコヴィル値は、なんと318万スコヴィル!
ペッパーXを開発したスモーキン・エド・カリー氏は、キャロライナ・リーパーを生み出した人でもあるんです。
長年唐辛子の開発に取り組み、スコヴィル値の高い唐辛子を生み出してきました。
その結果生み出したのが、圧倒的な辛さを誇る「ペッパーX」。
辛すぎるため、そのまま食べると命の危険性があるほど。
さらに触れただけで、焼けるような痛みが皮膚を襲います。
そのため、「ザ・ラスト・ダブ」というソースの原料としてしか今のところ販売されていません。
このソースのスコヴィル値は、およそ240万。
ペッパーX登場の数か月前、もっとも辛いとして話題になったドラゴンズ・ブレスと同程度のスコヴィル値です。
しかしソースにしたとしても辛すぎるその値。
やはり取り扱いには充分注意する必要がありそうです。
それぞれの唐辛子の記事はこちら。
⇛キャロライナ・リーパーはジョロキアより辛い!?種は栽培可能?
⇛ペッパーXとは唐辛子?ドラゴンズブレスより辛いってホント!?
まとめ
ジョロキアよりも辛いドラゴンズ・ブレス。
そしてさらに辛いペッパーX。
もはや辛すぎて人体に危険なほど。
もしかしたらペッパーXが日本のお菓子の原料として使われる日が…?
それはそれで興味がありますが、ちょっと危険すぎるかも!?
そしてこれからもスコヴィル値の高い唐辛子が生み出されることでしょう。
辛いもの好きにはたまらない!?恐ろしくも、なんとも興味のある話です。