「た~まや~!!」
夏の夜の楽しみって、
やっぱり打ち上げ花火ですよね。
8月になると、
全国各地で打ち上げ花火大会が開かれます。
ところで、打ち上げ花火って、
色々な種類があるって知っていましたか?
昼にも見れる花火っていうのもあるんですよ。
そして実は、日本最大の花火は、
世界最大でもあるらしいんですよ。
さて、今回は夜空に輝く打ち上げ花火について
見ていきましょう!!
打ち上げ花火の種類と名前を知ってもっと楽しく鑑賞してみよう!
打ち上げ花火は、
「昼花火」と「夜花火」の2つに分けられます。
「昼花火?」
昼に花火って何か違和感ありますよね。
実は、運動会などで「ドンッ!!」と大きく音を鳴らす号砲は、
この昼花火の一部なんですよ。
花火大会のプログラムに「昼花火」と書かれている場合は、
まだ日が完全には落ちていない夕刻時に
打ち上がる花火を指すこともあるようです。
昼花火には、
- 花びら状に煙を打ち上げる「煙菊(えんぎく)」
- 色つきの煙が線を描くように落ちてくる「彩煙柳(さいえんりゅう)」
などがあります。
ただし、今では昼花火を見れる花火大会は、
一部に限られているようです。
今の花火大会の主流になっている「夜花火」。
もちろん夜に打ち上がる花火のことです。
「割物(わりもの)」は、
ドーンという音と共に夜空に大きく円状に打ち上がる花火のことです。
「打ち上げ花火」というと、これを想像する人も多いでしょう。
この割物はさらに、
「菊」と「牡丹」に分かれます。
「菊」は、まるで菊の花のように
花火の光が尾を引いて流れるタイプのものです。
一方「牡丹」は、花火の光が点状に打ち上がり、
そのまま消えていくタイプのものです。
他にも「ポカ物」と呼ばれる打ち上げ花火もあります。
これは、玉が夜空に打ち上がったあとに割れて、
中の花火が光るタイプのものです。
打ち上げ花火にはこの他にもいろいろな名前があり、
どれもとっても綺麗です。
職人さんの技が光っていますね!!
最も大きい花火の横幅の直径!デカすぎて迫力満点!?
ところで、日本で最も大きい打ち上げ花火の大きさって
どれくらいか想像できますか?
なんと、直径800m!!
これはなんと、世界一の大きさでもあるんですよ!
「どこでそんな大きい花火が見れるの?」
…って気になりますよね?
これくらいの花火を打ち上げるには、
自治体の許可などのいろいろな厳しい条件があり、
日本で2ヶ所しか見れる場所はありません。
埼玉県「こうのす花火大会」と、新潟県「片貝まつり」で
この大規模な花火が打ち上がりますので、
機会があれば行ってみてくださいね!!
まとめ
日本の夏といえば、打ち上げ花火ですよね。
打ち上げ花火にはいろいろな種類があり、
どれも夏の夜を鮮やかに彩ってくれます。
日本一大きい花火は埼玉県と新潟県で見られます。
世界最大でもある大きさを誇る花火が見れるので、
一生に一度は見に行ってみたいですね!!