スーパーで並んでいるホタルイカの“生食用”は、すでに茹でてあります。
最近は流通がとても発達しているので、本当に生のものも手に入りますが比較的お高めです。
赤茶色でぷっくりしていて、パックにざっくり入っているのは、茹でてあるものです。
今日は、ホタルイカをさらにおいしく食べるための下処理方法をご紹介します。
小さめのボウルに水を入れておきます。
その他に骨抜きを用意します。
ホタルイカは小さいので、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば大丈夫♪
ホタルイカを1杯持ったら、まずは目を取ります。
次に足の奥にあるくちばしを取りましょう。
小さいですが、取っておくと食べた時にじゃまになりません。
最後に胴の中にある軟骨を引き抜きます。
ミミが付いている側の胴の内側に沿って付いています。
これで、口当たりがいい1ランク上のホタルイカのできあがりです!
やっぱりしたほうがいい?ホタルイカの下処理は必要?
売っているホタルイカは、下処理しないと食べられないとか食べるためには下処理が絶対に必要とかいうわけではありません。
でも丁寧に下処理すると、何倍もおいしく食べられます!。
下処理せずに食べると、目が硬くて歯にあたるし、
軟骨も薄いようでなかなか噛みきれず口に残ってしまいます。
下処理をすることで、ホタルイカの柔らかな歯触りやコクのあるワタの味をジャマしないので、とてもおいしく感じられるのです。
スーパーで売っているボイルホタルイカはそのまま食べて大丈夫?
スーパーではボイルしたホタルイカが、“生食用”として売られています。
もちろん、表示通りそのまま食べて大丈夫です!
ホタルイカには寄生虫(旋尾線虫)がいることがあるのですが、
この寄生虫、加熱したり、冷凍したりすると滅菌処理ができます。
ですので、スーパーで売っている、既にボイルされているホタルイカは安心して食べられます。
ぷっくりした身をかむと、トロリとコクのある旨味が広がって…
からし酢味噌で食べるのが一般的ですが、しょうが醤油でも合いますし、三つ葉と一緒に卵とじにしてもおいしいです。
ちょっとはねるので、キッチンが汚れてしまうかもしれませんが、ホタルイカの唐揚げも良いですよ!
カレー味にすれば、子供にも人気のおかずになります。
小さい中にもイカの美味しさがぎゅっと濃縮されているホタルイカをたっぷり楽しんでください。