近年では、定年が60歳から65歳へと上がり、再雇用でそれ以上になっても働く人がいますよね。
あなたは60歳で定年で十分だよ!と思うタイプですか。
それとも、やりがいがあるし、もっと働きたいんだけど!と思うタイプですか。
草刈さんが高齢者を演じることに、少々違和感がありましたが、見ていなかった人も、見たけど面白かった!という人も、おさらいして行きましょう。
定年後フラフラしていた主人公に妻から喝が入る!
仁井本和夫は、妻の文子に誘われて、「勉強の為よ。」と高齢者の再就職についての講演会に出席するも、下らないと思っていました。
帰り道、講演を聞いていた人のカバンに、10年前まで勤めていたお菓子会社のキャラクターのぬいぐるみがついていたので、懐かしくなりました。
妻は習い事に通ったり、自身は仲間と飲みに行ってもスーツを着ていたり、仲間はみんな働いていて、「いつまで働かされるか。」と和夫を羨む人もいれば、仕事を楽しくやっている人もいて、自分は何がしたいのか分からずにいました。
妻は、ぶらぶらしていないで働いたらと言いますが、年齢を考えると和夫は悩みました。
一方で、お菓子会社に勤める繭子は、28歳で突然お菓子の企画のチームリーダーになってしまい、営業の上司二人から1週間で企画を考えろと言われ、嫌がらせも受けていました。
和夫の様子を見ていた社長は、繭子に電話をかけ、明日から新入社員がやってくると話します。
イライラする繭子とのんびりな和夫
繭子は彼氏と同棲中で、遅く帰って来ては晩御飯をねだっていたので、本当は自分が作るべきなのにと落ち込んでいました。
工芸を始めた彼を見て、趣味ではなく仕事に生かせばいいのにと思う半面、悩みを言えず、職場で一人で泣くこともありました。
和夫は「懐かしい。」と営業の二人に話しかけますが、二人は全く覚えていませんでした。
再雇用仲間の須藤に話しかけると、どこかそっけないので、寂しさを感じました。
繭子の下で働くことになった和夫は、繭子を「ボス。」と呼び、高校生から流行っていることを聞いたりする現場に驚いたり、タブレットやラインが出来ないことで挙げ足を取ってしまいます。
一生懸命タブレットの操作を覚えていると、繭子は「そんなの仕事にならないからね。」と言いますが、「そうですよね。」と開き直っている和夫にイライラします。
肩の力が抜けないボスとそれを助ける部下?
部下の空気が読める和夫は、繭子の異変に気付いており、「父親だと思って、話してくれませんか。」と言います。
繭子は前職では事務系の仕事をしており、上司の勧めで出した企画が通り、取材が来てしまうほどになったことから、会社を辞めざるを得ず、それを助けてくれたのが今の社長で、リーダーなんて向いていないんだと打ち明けます。
休日に妻と出かけると、繭子と彼氏も同じ店にいたので、家族ぐるみで仲良くなります。
ところが和夫は体調を崩し、営業の二人に和夫とのことを怪しまれた繭子は、殴ってしまいます。
繭子が心配になった和夫の妻は、繭子達を家に招待します。
和夫は繭子に「いくら嫌なことを言われても、謝った方が良い。」と教え、高齢者目線でのお菓子作りに奮闘し始めます。
須藤は、会社の状況を観察する為の役者だったので、社長は嫌がらせを見抜いていました。
繭子の処分は解け、和夫と考えた企画も採用されることになりました。
まとめ
うちの父も定年で、求職中の自分はしっかり働かないとなと思いつつも、ブランクがあるので、和夫や和夫の仲間のの気持ちがわかる気がしました。
だけど、和夫は歳を重ねているからか、物事を広く見ることができるのがメリットで、ちょっとしたことでも動じないのが凄いと思いました。
繭子は仕事ではガツガツやっているけれど、裏では彼に甘えたいところが合って、本当は厳しい人でも悩んでいたりするんだなと勉強になりました。
働くことに抵抗がある人は、このドラマでほんわかした気分になることが出来ますよ。
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