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銭湯、スーパー銭湯、温泉、健康ランド…見渡せば、いろいろな公共の浴場施設がありますよね。
でも、これらのはっきりとした違い、あなたはちゃんと説明することができますか?

なんの気なしに利用はしているけれど、説明ってなると難しく思う人も多いんじゃないでしょうか?

今回は、似ているようでちょっとずつ違う、これら4つの違いを見ていきましょう!

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温泉と銭湯、スーパー銭湯の違いとは!

まずは銭湯とスーパー銭湯って、似ている言葉ですが、どんな違いがあるんでしょうか?

スーパー銭湯は、「スーパー」って付くし、何か特別な銭湯なのかな…って思ってしまいますが、実際はどうなんでしょうか?!

実は、「公衆浴場法」という法律が、日本にはあるんです。

その法律では、銭湯とスーパー銭湯の区別が定められています。
その中では、銭湯は「普通公衆浴場」、スーパー銭湯は「そのほかの公衆浴場」とされているんですよ。

それぞれの違いは以下のとおりです。

  • 普通公衆浴場:日常的な生活で衛生上欠かせない入浴のために作られた公衆の浴場
  • そのほかの公衆浴場:娯楽施設に近い公衆の浴場

もう少し詳しく見てみましょう。

普通公衆浴場は日常的な入浴をする場所で、社会的役割を担っている浴場とも言えます。
ですので、都道府県ごとに料金を定めたり、水道料金や融資の優遇がされたりします。

一方そのほかの公衆浴場は、文字通り、それ以外の用途の浴場です。
例えば、マッサージ・レストラン・岩盤浴などいろいろなサービスも提供されています。

この形態の公衆浴場は料金の決まりがないので、その店舗ごとに自由に価格設定ができます。
銭湯よりスーパー銭湯の方が、料金は高めな場合が多いです。
また、水道料金や融資などの優遇はありません。

ちなみに「温泉」というのは、地中から湧き出る25℃以上の温水のことを指します。
もしそれ以下の温度でも、「温泉法」という法律で定められている項目のうち、1つ以上クリアしていると、温泉と呼べるんですよ。
温泉法についてはこちら
温泉法 Wikipedia

銭湯やスーパー銭湯でも、温泉がある場合もあります。
うちの地元では、数年前に温泉水が湧き出たので、そこにスーパー銭湯を作りました。
けっこう繁盛しているみたいです!

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健康ランドとスーパー銭湯の違いは?実はけっこう違う?

健康ランドもスーパー銭湯も、公衆浴場法では「そのほかの公衆浴場」に分類されます。
それでは、健康ランドとスーパー銭湯の違いって何なんでしょうか?

料金面を比べてみると、一般的には健康ランドの方が、スーパー銭湯より高めに設定されています。

健康ランドは、どちらかというとレジャー施設にお風呂などの施設があるというイメージです。
入浴以外に、宴会や芸人ショーなども楽しみことができるんですよ。
その他のサービスも充実していて、マッサージやレストラン・休憩所なども完備されているのが特徴です。

そしてスーパー銭湯はあくまで「豪華な公衆浴場」なので、入浴がメインです。

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まとめ

公共浴場施設の違いは、値段やサービスの充実度を見てみると、低い方から
銭湯<スーパー銭湯<健康ランド
となります。

ただ、銭湯は「衛生上欠かせない入浴のため」、その他は「目的に娯楽が含まれる」ため、一概にどれが優れているとも言えません。

どの施設が一番良いというものではありませんし、
各公共浴場施設には、それぞれの良いところがあります。

日常的な入浴には銭湯、ちょっと贅沢な入浴にはスーパー銭湯や健康ランドなど使い分けると良いでしょう。

また、「温泉法」の条件をクリアした水があれば、これらの施設でも「温泉がある」と表記することができます。

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