サッカーのワールドカップ、盛り上がっていますね!
でも、実は次なるワールドカップで盛り上がっているところがあるそうなんです。
来年ラグビーのワールドカップ日本大会が、全国12の都市で開催されます!
番組では、その開催地の一つである釜石市を、俳優の藤原薫くんがリポートしてくれました。
その様子をご紹介しますね。
なぜ、釜石市が開催地に選ばれたか
番組では、試合が開催される釜石鵜住居復興スタジアムに特別に入らせてもらっていました。
ただ今、建設真っ最中!
そもそもどうして釜石市でラグビーなのかを、釜石ラグビーワールドカップ推進本部事務局の方が説明してくださいました。
それによると、以前新日鉄釜石が日本選手権7連覇を達成したところで、その熱い思いが今も引き継がれているからだそうです。
この地域は、7年前の東日本大震災で大きな被害をうけました。
そこで、ラグビーでかつての賑わいを取り戻したい!という願いがあり、市民の誘致活動があって、開催地に選ばれたそうです。
特に、スタジアムのある鵜住居町は釜石市内で一番被害が大きかった町で、
ラグビーワールドカップを成功させることが、地域の復興、明るい未来につながるものと期待しているそうです。
スタジアムには、願いやいろいろな工夫が!
まず、スタジアムの特徴として大きな屋根があり、船の尾や、鳥の翼をイメージしていて、
震災からの新しい船出や、大きな羽ばたきをイメージしています。
また、グラウンドの芝は、春に種をまいて、きれいな緑色が広がっていましたが、その芝には国内初の工夫があります!
天然芝の下に、エアーファイバという化学繊維とコルクが引き詰められていて、
芝生の根が絡みつくことによって、横滑りがなくなったり、衝撃吸収がとてもすぐれたものになっています。
でも、その管理で苦労していることもあります。
自然に囲まれていることで、頻繁に鹿が芝を食べにくるそうです。
なので、周りに電気柵をはりめぐらせて鹿対策をしているそうです。
他にも工夫があって、ベンチは地元の杉を使用しています。
地元の高校生や農家、商店など市民も盛り上がっています!
釜石では大きな大漁旗を「福来旗」と呼んでいて、
釜石のラグビーを応援するときにはかかせないものだそうです。
来年のワールドカップでは、このスタジアムでフィジーとウルグアイの試合が行われるということで、
地元の方がフィジーに行って、その福来旗をプレゼントしたそうです。
フィジーの方はとても喜んでくださったそうですよ。
また、番組の中で紹介していた農家の方が持っていたもの、最初ラグビーのボールかと思いましたが、
なんと!ラグビーの形をしたかぼちゃでした。
ワールドカップが開催されるので、ラグビーかぼちゃを栽培しているそうです。
是非食べてもらいたいそうですよ!
またラーメン屋さんでは、ラーメンに入っている白い卵をボールに見立てていました。
旅館の女将さんは、みんなと一緒に乾杯するためのワインを作ったそうです。
まとめ
スタジアムの完成はもうすぐ!
そして、こけら落としの試合が決まったそうです。
そのオープニングイベントが8月19日に開催されます。
このイベントではメモリアルマッチとして、地元クラブチーム釜石シーウェイブスとヤマハ発動機ジュビロが対戦!
また、新日鉄釜石OBチームと神戸製鋼OBチームのドリームマッチも開催されるそうです。
みんなで日本で開催されるワールドカップで盛り上がりたいですね!