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寒い時期といえば、やっぱり鍋!冬の女子会でも定番ですよね。

寄せ鍋やもつ鍋などの定番もいいけれど、たまにはいつもと違う鍋料理を食べてみたい。

そんな時におススメなのが、猪肉を使ったぼたん鍋!

けれど、

「ぼたん鍋って聞いたことはあるけど、どんな鍋?」

「ぼたん鍋のぼたんって何?」

そう思っている人も多いはず。

 

今回はそんなあなたの疑問にお答えするべく、ぼたん鍋について紹介します。

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猪肉なのにぼたん鍋!?名前の由来はなに?

ぼたん鍋とは

ぼたん鍋は、簡単に言うと猪の肉が入っている鍋のことで、

兵庫県にある丹波篠山地方の郷土料理です。「しし鍋」とも言われています。

 

猪肉を白菜、ゴボウ、人参などの野菜と一緒に煮込み、

味付けは地方によっても違いますが、醤油か味噌仕立てが定番です。

すき焼きのように、溶き卵にお肉をつけて食べることもあります。

「ぼたん」って何?ぼたん鍋の名前の意味

ぼたん鍋の名前を初めて聞く人で「それは猪の鍋ですね!」って思い浮かぶ人はいないですよね。

ぼたんって何?」って思いますよね。

その名前の由来にはいくつかの説あるようです。

 

・肉が牡丹の花?

最もよく知られているのが、

「猪肉がお皿に盛り付けられた形が、牡丹の花のようだから」という説です。

確かに薄切りの猪肉が美しく盛り付けられている様は、まるで大皿に咲く美しい牡丹の花のようです。

また、

・猪肉の鮮やかな紅色が、牡丹の花に似ているから

・煮込んだ猪肉の脂身がちぢれる様子が、牡丹の花のように見えるから

という説もあります。

・「獅子に牡丹」から

獅子に牡丹って言葉を聞いたことはありますか?

古くから猪と牡丹は取り合わせのよいものとして、よく同じ絵に描かれていました。

花札にも、猪と牡丹が一緒に描かれている役札があります。

セットみたいな感じですね。

 

それゆえ、肉食が禁じられていた時代に「猪」を「牡丹」に置き換えて呼んでいたという説。

つまり、隠語として「ぼたん鍋」という言葉を使っていたわけですね。

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ぼたん鍋とはちがう!?もみじ鍋の由来とは!

ぼたん鍋のように、植物が鍋の名前になっているものでよく聞くのがもみじ鍋です。

ここでは、もみじ鍋についても紹介していきますね。

もみじ鍋とは

もみじ鍋は、鹿の肉と野菜を煮込んだ鍋料理のことです。

もみじ鍋も醤油味や味噌味が一般的ですが、もみじ鍋よりもぼたん鍋の方が味付けは濃い場合が多いです。

これは、猪肉の臭いを消すためだったり、猪肉の脂身が濃い味付けに合うためだったりします。

「もみじ」って何?

猪がぼたんで、鹿がもみじ。「もみじって何よ?」って思いますよね。

さかのぼること江戸時代、当時は宗教上の理由などで肉食が禁止されていました。

「でも、やっぱり肉を食べたい!」と思う人は多い。

その気持ちは、わかりますよね。

今突然、政府から「肉食禁止令」が出されたら、きっと私も「どうやって隠れて肉を食べようか」って考えます。

 

そこで当時の民衆は、鹿肉を隠れて食べるために、花札で鹿と一緒に描かれている「もみじ」を鹿肉の隠語として使うようになったわけです。

 

あれ?どこかで聞いたことがあるような話ですね。

ぼたん鍋の名前の由来でも、

猪と一緒に描かれている「牡丹」が隠語として使われている説がありましたよね。

こうなってくると、ぼたん鍋の「隠語説」は濃厚になってくるかもしれないですね。

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ぼたん鍋はダイエットの味方!

猪肉は、牛肉や豚肉のように日常的に食卓に上がることは少ないですが、

実は、とってもヘルシーなお肉です。

 

脂質が牛肉と豚肉よりも少なく、たんぱく質が牛肉と豚肉よりも多い上にカロリーも低いです。

低カロリー・低脂質・高たんぱくはダイエットの必須条件ですよね。

ビタミンB群を豊富に含んでいるので疲労回復も期待できます。

 

また、猪肉の脂身はコラーゲンが豊富で、その脂肪分には悪玉コレステロールを減少させる効果もあります。

そして「ぼたん鍋」は猪肉と一緒に野菜をたくさん食べるので、栄養満点!

 

「ダイエットしたいけれど、美肌や健康にも気を使いたい」

ぼたん鍋は、そんな女子の強い味方になってくれますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「ぼたん鍋」について紹介しました。

 

もつ鍋や水炊きに比べると、まだあまり目立たない「ぼたん鍋」ですが

見た目が牡丹の花のように華やかで、低カロリーの「ぼたん鍋」は女子会にもとてもおススメの鍋です。

 

関東や関西など、地方によって色んな「ぼたん鍋」がありますので

自分好みの「ぼたん鍋」を探してみるのも楽しいですね。

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