あなたはナスに対して、どのようなイメージを持っていますか?
今回は、夏野菜の代表『なす』についてのお話をしていきたいと思います。
昔からある食べ物だけど本当?ナスってそんなに栄養ないって
なすは、6月~9月が旬の、夏野菜としておなじみですよね。
さまざまなシーンで活躍するお野菜の1つですが、
実は、90%以上の水分を含む野菜であることをご存知ですか?
そのため、残念ながら栄養自体はあまり期待されていないお野菜の1つです。
おいしいのに、とっても残念・・・
しかし、実は・・・
ビタミンBやビタミンC、鉄分・カリウム・食物繊維など、美容によい成分を含んでいるため、女性には嬉しい食材の1つといえます。
興味が出てきた!なすの栄養や摂ることでどんな効能があるのか
なすの主な効果として・・・
・夏バテ予防
・老化予防
・むくみ、ダイエット予防
・眼精疲労
などに効果的といわれています。
特に女性の大敵であるむくみや冷え、便秘などの予防に効果的であるため、日々の食事に取り入れていきたいものです。
しかし、注意も必要!!
・タンパク質の消化・吸収を邪魔する物質を含んでいるため、熱量をあげにくいこと。
・カリウムが含まれていることで利尿作用が働き、血圧下降・体内温度を下げやすいこと。
主に上記2点の働きにより、体を冷やしやすいとされているため、冷え性体質の方や妊婦さんなどには注意が必要かと思います。
ワンポイントアドバイス!
ミネラル(塩分)やショウガなどをプラスすることで、体内の体温上昇をお手伝い!
なすには、『ナスニン』と呼ばれるポリフェノールが多く含まれており、『抗酸化作用』に特化している成分のため、肌の老化を防ぐ役割があり美肌効果に期待ができます!
なすは年間通して買うことのできるお野菜で、また調理しやすい食材のため、たくさんのレパートリーをお持ちの方も多いと思います。
筆者は、あまりなす料理が得意ではないので、1つ2つほどのレパートリーしかなく、ただいま勉強中ですが(笑)
ただ、弱点としては加熱調理することにより、ビタミン類などの一部成分が損なわれやすい食材という点です。
とはいえ、油や味噌、ショウガ・ニンニクといったものとの相性がバツグンであり、うまく組み合わせることにより、なす本来のうま味成分が増します。
~一例をご紹介~
◎焼きナス、なすとオクラの煮びたし、豚肉となすのみそ炒め など。
また、パプリカやキュウリなどの夏野菜と一緒に摂取することでも、相乗効果が得られやすいといわれています。
まとめ
食材の組み合わせは無限です。
『なすはちょっと苦手だな・・・』
そう思われているあなたも、美容や生活習慣病予防もかねた健康な体づくりと美肌生活を一緒に始めてみませんか?