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30代に突入したころ、

なぜかふと思った。

「ワタシ、一体なにがしたいんだろう。」

 

何気なく続けていた医療事務の仕事。

全く苦ではなかったが

マンネリ化していたのが正直なところであった。

 

だからといって、

手に職があるわけでもなし、

特別な資格もなし。

 

そんなワタシが思いつきで面接に行ったのが、

異業種のデザイン事務所であった。

 

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思い描いた仕事内容とのギャップ。

ワタシには夫がいるが、子供はいなかった。

仕事に邁進していた時期もあるが、

そろそろしんどいし、

パートとして気楽に働きたいのが本音。

 

でももっと本音をいうと、

「楽しい仕事がしたい!」だった。

 

ものすごく漠然としているが、

医療事務への楽しさはこのころもう皆無に近かったので、

デザインって明るくておしゃれでなんかかっこいい!

もうこんなノリで面接に向かったんだけど、

未経験でまさかの採用には驚いた。

我ながら。。。

 

ただ、求人していた人材が

あくまでデザイナーではなく「補助」。

簡単にいうと、ただの雑用だった。

 

仕事内容はコピペの日々。

あとは電話対応。

することはただの単純作業。

そりゃ未経験でも雇ってもらえるはず、と

内心悲しくなったのは事実であった。

 

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半端ない仕事量に埋もれる日々。

最初はただの雑用だったワタシも、

少しは仕事を覚えてスムーズにできるようになってきた。

 

仕事を始めて三ヶ月ほどたったころだった。

社長から、

「ちょっとデザインもやってみないか?」

と声をかけてもらった。

 

単純なワタシは

「え!デザイン!?いいんですか〜?!」

と浮き足立つ。

 

なんたって、ただの主婦で未経験のワタシが

この歳でまさかのデザイナーデビューか??!

この選択が、その後のワタシを大いに苦しめることになる。

 

デザイナーといっても

ただ「デザインする」だけではないのだ。

 

直接お客様のもとへ出向き取材や写真撮影、

その後は事務所へもどりお見積もり作成から構成、

そこから画像の政策やライティング。

 

もう山っほどやることはあるわけで、

ただのパートで興味本位だったワタシには

到底つとまるはずのない仕事量とプレッシャー

一気に体調を崩すことに。

 

デザイナーなんて、なるんじゃなかった・・

そんな日々を過ごすことになる。

 

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社長のパワハラに気づけるまで

デザインに興味がなかったわけではないが、

未経験からこの立ち位置になるのは

なかなかの大きなチャンス!と捉えていたワタシは、

厳しい社長の教育にも必死にくらいついた。

 

残業の日々、帰るのは必ず定時の五時は毎日過ぎる。

他の社員と同じ時間での帰宅が続くが、

その頃はまだやる気に満ち溢れていた。

 

がしかし、さすがに

「ちょっとおかしいかも?」

と気づき始めたのは、

社長のある一言がきっかけだった。

 

わからずできない仕事ばかりで

時間もかかっていたワタシの仕事っぷりに社長が腹をたて

「お前はみんなの金で働かせてもらってるようなもんだ。

何にも金も産めず、仕事も納品できないし、才能もない。

もうデザイナーなんてやめてしまえ!」。

 

この言葉にショックを隠しきれなかったワタシは

かなり落ち込むことになった。

 

しかし、人間とは不思議なもので、

仕事に追われる日々をおくっていると、社長の罵倒にも慣れ、

ひとまず納品までこぎつけることへ意識が向いてしまうもので。

もしかしてワタシだけかもしれないが・・・。

 

そんなある日、また社長から

「向いてないから辞めろ!」の一言。

 

これをきっかけに、プッツンときたワタシは

そのまま辞めることを決意した。

 

まとめ

ただ、やってみたいという興味本心で

始めてみたデザインの仕事は、

あっけなく半年で幕を閉じた

 

後味はなかなか悪いものだったけれど、

なぜかやってみて挫折した流れに関しては、

一切の後悔はない

 

そもそも、いくつになってもなんでもできるし、

やり始めてみてダメだったらまた判断したらいいわけだし。

 

やらないことを選択することほど、

ワタシの人生にとって面白みのないものはない。

 

さて。

次はなにに挑戦するかね。

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