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ランディー・ジョンソン投手は、
2mの長身の速球派左投手で
メジャーリーグでは大スター
として活躍していました。

22年の現役生活の中で、
たくさんの功績を残しています。

  • サイヤング賞5回受賞
  • 奪三振数は歴代2位の通算4875
  • 通算303166

さらに、2001年には
アリゾナ・ダイヤモンドバックスでワールドシリーズ優勝に貢献し、
同僚のカート・シリングと一緒にMVPを受賞しました。

もちろん、引退5年後最初の投票年で殿堂入りをしています。

じつはこの人、
日本が好きでプライベートでもよく来日していると聞きましたが、
中学生の投手に1週間コーチをするという番組でとても興味深いと思い見てみました。

 

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ランディー投手はノーコンだった

ランディー投手の
2mを越える長身から繰り出されるスリークォーターという球種は、
バッター達を毎度、苦しめていました。

バシバシ三振をとる投手でしたが、
じつはノーコンで有名です。

オールスター戦で、
ジョン・クラック選手の頭の上を通過するボールを投げて、
ビックリさせたこともあるくらいなんですよ。

同じ速球派で大ベテラン、
伝説のノーラン・ライアンという選手が居るのですが、
彼も若い頃はノーコンで有名でした。

ランディー投手は、
ある日彼に教えを請いに行ったところ、
見違えるようにコントロールが良くなったという話は
とても有名
ですね。

番組の中では、
この話を本人の口から説明していました。

ライアン投手の教えはこうでした。

「投球時、足を上げてからの着地の時は
かかとからではなく足先からつけろ」
「そうすれば球がぶれない」

ランディー投手は
「その通りだよ」と中学生にも教えていました。

 

 

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自信を持って投げろ!

これは今年の3月に収録したそうで、
桜が見事に咲く調布のグラウンドでした。

ランディー投手は、
第二のダルビッシュが出ると思わないでねと冗談を交えながら
初々しい中学生の投手たちにわかりやすく、
また、考えさせながら教えていました。

男の子に交じって、
女の子の投手もいます。

練習の最後にグラウンドを走るのですが、
「今日は頑張ったから2周!」と言うリオン君という子がいました。

ランディー投手はその子に向かって、
「普通の投手になりたいか?
一流のメジャーリーガーになりたいか?」
と問いかけます。

さらに、
「一流になるには何周かな?8周?」
と、冗談を交えながらも
けっこう厳しく走らせていました。

ランディー投手は45歳まで現役で、
40歳で完全試合を達成しています。

ですが「いくつになっても学ぶことがある、
ケガをして休んでいるときは落ち込むが、
そういう時にこそできるリハビリや、
なにかを学ぶのだ
」と常に前向きで本当に感心しました。

 

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最後の練習試合が素晴らしかった!

投球フォームなどを直したり、
投手としての心得を話したりと
あっという間の一週間でしたが、
最終日に練習試合がありました。

番組に登場した中学生の投手たちが
1イニングずつ投球します。

みんなびっくりするほど上手でしたが、
リオン君が味方のエラーで点を取られました。

エラーはエラーを重ね、
ランナーが埋まってしまったのですが、
ランディー投手がマウンドへ行き助言します。

エラーは仕方ない、
投手がみんなの力になることもあるんだよ

すると、見事にリオン君は持ち直し、
バシバシ三振をとってチェンジとなりました。

女の子の投手も三振をとり、
監督を驚かせていました。

「投手がゲームの中心なんだ」という事を、
ランディー投手は中学生たちにわかるように、
自信をつけさせるように教えていたのが
その通りになって、本当に感動しました。

 

まとめ

私はメジャーリーグの長年のファンです。

ランディー・ジョンソンのゲームも
テレビでよく見ました。

2001年のワールドシリーズで、
前日に完投したのにも関わらず
7戦目に抑えとして登場したのです!

その時はとても驚き、
感動したのを覚えています。

その人がまさか、
日本の中学生に丁寧に教えているなんて
夢のような番組でした。

ランディーは、
自分が教えられたことを次世代に伝える
人生のサイクル
だと言っていました。

見る前は野球少年の見るものかなと思っていましたが、
大人でも意外なくらい面白く感動することができる番組でした。

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