秋の味覚と言えば、栗、ぶどうや梨になんと言っても秋刀魚!
以前は秋刀魚がお店に出始めると秋だな~なんて思っていました。
なにしろさんまっていう漢字に「秋」って入ってるぐらいですから。
でもさんまに脂がのって本当に美味しいとのは秋じゃなくて夏だって知ってましたか?
びっくりですよね!
ではなぜそんな風にいわれているんでしょうか?
北海道沖でとれる秋刀魚が脂が乗って最高に美味しい状態が、だいたい8月から9月。
でもそこでとれる秋刀魚は収穫量が少なく単価も高い!
秋刀魚が泳いで南下してきたときが大量に取れるので、お店にもたくさん並び、値段も安いという仕組み。
ただ、長い距離を泳いだ分、脂や栄養も北海道沖でとれるものに比べて落ちるというわけです。
それでも秋刀魚って美味しいだけじゃなくとっても栄養価の高い魚なんですよ!
こんなに体に良いなんて!秋刀魚の旬の時期には豊富な栄養分が!
魚料理を作るのが苦手な人も秋刀魚ってそのまま塩焼きにすればいいので主婦の味方!
しかも秋の秋刀魚は安い!
でも、それだけじゃなく秋刀魚って実は栄養面でもとっても優れています。
まず、代表的なものがEPAとDHA。
EPAには血液をサラサラにする効果が!
血栓を予防する作用があるので動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病を予防できるんです。
DHAは「頭が良くなる」と言われているように脳の栄養素として有名。
それだけでなく体内の悪玉コレステロールを減らす効果もあるんですよ。
この二つだけでもどんどん食べたくなりますよね!
でも、それだけでなく良質なタンパク質に加えビタミン、鉄分、カルシウムなども豊富!
秋刀魚と一緒に大根おろしって最高ですよね!
でも味だけでなく実は栄養面でも相乗効果があり、大根おろしにタンパク質を分解する酵素が入っているので秋刀魚のビタミンや鉄分の吸収も良くしてくれ消化も助けます。
なんて素晴らしい組み合わせなんでしょう!
旬じゃなくてもうますぎる!秋刀魚が一年中食べられるのはなぜ?
秋刀魚の本当に美味しい季節は夏、たくさんとれるのは秋と紹介しました。
しかし最近は冬でも関係なく一年中スーパーなどで見かけるようになりましたね。
それはたくさんとれる時期に冷凍して、一年を通して販売しているから。
最近は冷凍技術が上がり船内や漁港などで急速冷凍することで鮮度はそのままで美味しい状態で一年中食べることができます。
これだけ栄養価の高い秋刀魚が一年中食べられるのはありがたいことですよね!
まとめ
秋刀魚の本当に美味しいのは夏。
でも価格も量も安定する秋に食べる人が多いので秋が旬と思っている人が多いよう。
でも秋の秋刀魚でも十分美味しく栄養たっぷり。
積極的に食べたいものですね。