連日熱狂の鳴り止まないワールドカップ。
気づけばもうベスト16、決勝トーナメントとまで進みました。
私は、当初日本はグループリーグ敗退かなと考えていたので、まさかグループリーグを突破するとは思ってもみなかったです。
すごい快進撃ですね。
その日本が決勝トーナメント初戦で対戦する相手は、FIFAランク3位の強豪ベルギー。
3日未明にその試合が行われました。
その感想を私なりにまとめてみたいと思います。
ベルギー代表の別名「赤い悪魔」って…?
ベルギー代表の愛称は「赤い悪魔」。
その由来を調べてみると、昔オランダとベルギーが対戦し、激戦の末にベルギーが3-2と逆転勝利しました。
その時のベルギーの選手たちを、当時の記者がその赤いユニフォームにちなんで「赤い悪魔」と表現したのを、
ベルギーのサッカー協会が雑誌等で用いるようになって定着していったそうです。
...なるほど。
悪魔なんですね。
こりゃ手ごわそうだなと思いました、正直。
ただ日本との対戦成績を見ると2勝2分1敗とそう相性が悪くない相手ではないので、
もしかしたらワンチャンあるかも!と思いました。
だって韓国がドイツ、ロシアがスペインをそれぞれ破ったのですから、
日本だって出来るような気がしてくるじゃあないですか。
ジャイアントキリング。
まるで天皇杯のようなことがみれるかも!とワクワクしてました。
予言タコ二代目だって日本の勝ちを予想していたのだから、
絶対にイケる、はず!
やっぱりこれイケるんじゃない!?と思わせてからの…
3日未明の午前3時に試合開始なので、
眠い目を擦りながら頑張って起きて、リアルタイム視聴しました。
前半日本は押されっぱなしの印象でした。
やはり相手は世界3位なのですね、攻撃力半端ないマジ半端ない。
ずっと、絶え間なく攻めてくるあの恐ろしさ。
ただ「赤い悪魔」という印象は受けなかったですね、この時は。
あれだけ押されっぱなしでも川島選手のセーブや、昌子選手たちの体を張ったディフェンスのかいもあって前半はなんとか無失点。
いやー頑張りましたよね。
後半は開始早々に原口選手、乾選手のゴールで一挙2点を上げたとき興奮しましたよね。
世界3位相手に先制して、しかも2-0とリードしてるんですよ、日本が。
これ本当にジャイキリして、ベスト8に行くんじゃないかなと思いました。
…だけど世界ってやはり甘くはないんですね。
ベルギーの方が先に選手交代をしたのですが、まさかそれがドンピシャとは。
このあと後半20分台に入ってから相次いで失点します。
1失点目は、偶然入ったヘディングシュートだと思います。
あれ狙って入れてたら逆にすごくないですか…。
2失点目は競り負けましたね…
ベルギーの選手、皆様背が高い。
ちょっと日本の選手に身長を分けてくださいませんかね。
それからもベルギーの攻める手を緩めず果敢に日本ゴールに挑んでくる姿は、それこそまさに「赤い悪魔」でしたね。
日本も選手交代してどうにか耐えようとしましたが…。
ベルギー選手はF1マシンか!?これが世界なんですね
後半アディショナルタイム。
お互いに体力消耗しきってて、これは延長戦も辞さない構えなのかな?と唾を飲み込んで見ていた時。
ついにゲームは、動きます。
本田選手のフリーキックを相手キーパーが跳ね返し、コーナーキックになって蹴った後。
容易くボールをキャッチした相手キーパーはそのままスローインして、相手のフィールドプレイヤーへ供給します。
するとベルギーの選手、急加速。
F1のマシンかなと思うぐらいに早い。
疲労困憊の日本代表はもうついていけてないじゃないですか…。
(カウンターの時間は約10秒だったようです。)
あっという間に日本のゴールに辿り着いたベルギーの選手が一人はパスをスル―し、
その後ろから勢いそのままに突っ込んで来た選手(交代で入ってきた選手)にゴールを決められます。
これが決定打となり、日本は惜しくも敗退。
天国から一気に地獄に落とされましたね。
「赤い悪魔」が最後に牙を剥いた、そう考えざるを得ません。
日本はベルギーを終始苦しめてはいたのですが、やはり世界って甘くないんだなと思います。
あれだけ健闘したのに、これですからね…。
ドーハの悲劇に相当するような悲しみというか失意を覚えました。
あんなに頑張ってたのに報われないのって、キツイですよね…。
まとめ
最後になりますが、実をいうと私はベルギーの方を応援してました。
好きな選手が多いので、非国民になるのを覚悟でずっと応援してました。
ランク的にベルギーの方が上なので圧勝かなと思ってましたが、蓋を開けてみるとかなりの激戦で、
日本が先制した時はちょっと衝撃的過ぎて、中継見るのを一時的に止めてしまいました。
でも3点目のカウンターが決まったときはベルギー勝ったと喜ぶ半面、
日本頑張ったのにこの仕打ちかと悲しむ私がいました。
世界って本当に手ごわいのだなと改めて実感しました。
次のW杯はもっと高みを目指してがんばれ日本。