渡海は、佐伯の手術を止められていましたが、遠隔操作で機械を動かし、高階に指示を与えることで手術を成功させました。
ところが、渡海は佐伯からお礼を言われつつも謎の言葉を口にします。
花房は、婦長から大事な患者さんだから、公にしないようにと言われ、その患者がイイヌマタツジだと知ります。
ついに最終回!ブラック・ペアンとは、一体何の事を指しているのでしょうか。
理事長戦をいいことに渡海は行動に出る!
渡海が口にしていたのは、佐伯の手術は応急であり、早く処置をしないと危ないと言うことでした。
何となくそんな気がしていました。
それでも佐伯は、飯沼の居場所を教えないと言います。
飯沼は外出したいと言い出すので、花房は猫田や婦長から板ばさみに会っていたので、気が気ではありませんでした。
世良は渡海の母から宅急便が届いたので、渡海の実家に行き、渡海の父の事を聞いたり渡海の部屋に沢山手術の練習跡があるのを見て、驚きます。
理事長戦の日、病院を任された高階ですが、特別室に出入りしている花房を見て不審に感じ、飯沼に詰め寄る渡海を見た高階と花房は、渡海から佐伯が昔医療ミスで飯沼の心臓にペアンを入れたため、父親が解雇されたことを聞きます。
佐伯がいないのに容体が急変したので、やむを得ず渡海の手術を許可し、花房は将来があるからと追い出されますが、協力します。
婦長は、木下に止められ、身動きがとれませんでした。
ペアンは取り出してはいけないものだった
心臓のペアンは年数が経っていたのでなかなか取れず、演説を抜け出して佐伯がやってきます。
やっと取れても出血が止まらず、佐伯がブラック・ペアンを心臓に入れて完治させます。
実はあの時、佐伯は確かにペアンを入れたけど、事故が患者が次々に運ばれて来て処置に限界が合ったのでやむを得ず、処置を再開しようにも海外へ飛ぶことになったので、事情を話して渡海の父が飯沼の主治医になりました。
ところが写真を見た研修の医者がそれを公表してしまったため、渡海の父が解雇になり、亡くなった時はショックだったことを打ち明けました。
元々ペアンを入れないと出血が治まらない状態だったので、カーボン紙で作られたブラック・ペアンを今回は入れ、それは渡海の父の死を無駄にしないためのペアンでした。
涙した渡海は出て行きますが、佐伯が倒れてみんなで処置をしますが、心肺停止になり、高階はもう駄目だと言います。
渡海は物理的に佐伯を助けられずに終わるのか?
世良は、渡海に何度も連絡を入れますが、渡海は外で色々なことを考えていました。
人は、どうしても一部しか状況が見えないので独りよがりな考えになってしまい、本当の事が見えたことで実際は違ったんだと、自分の悪い考えにがっかりしたり早く言ってくれと思うことが良くあるから、理解出来る気がしました。
心肺停止が続き、これ以上は無理だと高階が言うと、「まだ諦めてはいけません。」と世良が渡海を探しに走ります。
渡海を見つけた世良は、「邪魔。」と言われ、「はい!」と言って手術を再開します。
渡海が助けに行こうと思ったのは、留守電で世良が言っていた佐伯の言葉がきっかけでした。
一命を取り留めた佐伯に、渡海は佐伯の事を尊敬していると言いました。
世良は「出て行ったりしませんよね。また、俺をこき使って下さい!」と言うと、「米を炊いとけ。」と命令します。
その後、多額のお金が海外の医療支援に振り込まれていることが判明します。
まとめ
渡海を探し回る世良を見て、1話を思い出し、懐かしくなりました。
渡海は佐伯の話しを聞いたことで今までのお金を、佐伯が海外で働いていた時のように、人の役に立つことに使おうと考え直したのかもしれないし、もしかしたら最初からお金目当てじゃなくて良いことに使っていたのかもしれません。
見る人によって想像が膨らむのが面白いと思いました。
なんだかんだで、渡海はみんなから愛されていたんだなと思ったり、どこかで小さな医院を開業しているのかなと想像しました。