この春から社会人となり、憧れの中央線沿線・西荻窪に引っ越してきました。
生活し始めてから分かったのですが、ここはインドカレーの激戦区。
駅から徒歩10分圏内に10軒近くの店が営業していて、辺りに美味しそうなカレーの匂いを漂わせています。
西荻窪屈指の人気インドカレー
激戦区の中でも最も人気の高いのが、バス通りの商店街にあるSITAL(シタル)。
店名の由来は店主さんの娘さんの名前。
高校生の頃から店の給仕を手伝い、彼女目当てにやってくる男性客も多かったとか。
最初はなかなか客足が伸びなかったそうですが、徐々にその本格的な味わいが知られるようになり、現在では常連客で平日も混み合う人気店となっています。
ランチがお得、と聞いたので、たまたま休みだった平日の11時半に訪れてみました。
店内は意外に狭く、まるで喫茶店のよう。
すでに数人のお客さんがいます。
可愛らしい女性店員さん(日本人)が
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
と聞いてきたので、1名と答えると
「お好きなお席にどうぞ」
とのこと。
レジの脇にある1番奥の席に落ち着きました。
豊富なランチメニュー
メニューを渡されたので、どれにしようか詳しく検討。
ランチセットだけでも、
- オプションの異なるAからE
- マトンカレーセット
- レディースセット
- お子様ランチ
など多種多様で、目移りしてしまいます。
結局1番安いAセットに決定。
値段の方は、なんと780円です。
注文すると1分もしないうちにサラダとラッシーがテーブルへ。
サラダはインド料理らしく銀色の小皿に入っています。
キャベツ、人参、きゅうりの細切り、そしてトマトという組み合わせで、オレンジ色のドレッシングが中々美味。
ラッシーも甘酸っぱくてイケます。
食べている間にも続々と客が入店。
常連客なのか「辛さは55倍ね」と注文の仕方も堂に入っています。
モニターからはインドの歌手のPVが流れ、異国情緒たっぷり。
雰囲気は最高です。
ナンの大きさとカレーの美味しさに大満足
サラダを食べ終わったタイミングを見計らったかのように、メインのカレーが到着。
ひと目見て、そのナンの大きさにビックリ!
銀色の皿(直径30センチほど)から完全にはみ出している様は圧巻。
形といい大きさといい、まるでテニスのラケットのようです。
表面にかかっているギーが食欲をそそります。
これに少しだけご飯がつき、あとダールカレーとチキンバターカレー。
さっそくナンを食べようと手を出すと火傷しそうなくらいアツアツです。
少し冷まそうとご飯の方を先にいただきます。
味の濃いチキンバターカレーにつけて食べましたが、びっくりするくらい美味しく、ご飯の少なさが恨めしいほど。
続いて何とかナンをちぎってダールカレーを味見。
チキンバターよりもあっさりしていますが、しっかりと味がついていてナンにピッタリです。
食べているうちにナンが冷えたので、あとは「美味しい、美味しい」と思いながら20分程ですっかりすべてを平らげてしまいました。
まとめ
食べ終わった頃には12時台に入り、さらにお客が続々と押し寄せて客席は8割がた満員に。
レジでお金を払う時は「辛さはいかがでしたか?」と可愛らしい店員さんに聞かれました。
「大満足です」と答えると彼女もニッコリ。
味だけでなく接客も好ましく、人気を呼ぶのも納得のお店でした。