いよいよ久しぶりに満を持した五郎さんが、韓国料理を食べるとあって、興味津々の回でした。
というのも、以前銀座で、お母さんであるオモニが一人で営業する、狭苦しいお店で、テラス席という、ただのアウェイ席を案内されて困惑していた五郎さんですから、今回の展開を思わず期待してしまいました。
実際に韓国まで出張した五郎さん
なんと今回は日本国内ではなく、本場韓国への出張が決まったために、初韓国に足を踏み入れた五郎さんでした。
台湾出張編のときにもそうでしたが、英語を片言で話しながら、現地の人達のネイティブな言葉にしどろもどろになる五郎さんなのでした。
いきなり、韓国語を「サムゲタン」と聞こえたとか言い出す始末なのは、すでに頭の中が食べ物のことでいっぱいなのかと笑わせてもらいました。
それにしても、インテリア雑貨の個人事業主である五郎さんなのだから、もう少し語学に長けていた方が、スムースに仕事をこなしていけるんじゃないかと思ってしまいました。
もちろん、漫画版の五郎さんは、結構英語などペラペラと流暢に話しそうなニヒルな雰囲気がありますが、面白くするための演出というかキャラクターのニュアンスを変えているのかなとも思いました。
クライアントはヨン様っぽい若手社長
日本語も話せる好青年である若手のクライアントによって、韓国国内でもまた遠方へと赴くことになってしまう井之頭五郎さんでしたが、アシスタントの女性とのハチャメチャドタバタ喜劇になりそうな旅に出るのでした。
このあたりの展開が韓国らしいというか、韓流ドラマにありそうで、冬ソナ世代である私なんかは、楽しくてキュンキュンしながら見てしまいました。
しかも、BGMまで、韓国ドラマさながらな感じで挿入歌に指定されていて、ドラマの作り手は、そのへんの事情を、よくわかってるなあと感心してしまったほどでした。
字幕スーパーが出ているところが、より現地の雰囲気が感じられ、孤独のグルメもインターナショナルになったなあとの実感がありました。
お待ちかねのグルメとは
仕事中にも関わらず、よそ見して市場で働く人たちが行くようなタイプの食堂を見つけて、「腹が減った」と言おうとする五郎さんでしたが、アシスタントの女性に促され、その機会を棒に振ってしまいます。
いつも一人で一匹狼のように動いている五郎さんが、誰かと行動をともにするといったことは本当に珍しいなと思って見ていたら、ちゃっかり一人になるタイミングで、腹ごしらえしてしまおうと街に繰り出した五郎さんにグッジョブ!と声をかけてしまいたくなってしまいました。
そこで五郎さんが思い出したことが、「俺、ハングル文字が読めないんだった。おまけに、話せる韓国語は、アンニョンハセヨとカムサハムニダだけだった」と笑えることを呟いてくれるのでした。
まとめ
五郎さんが選んだお店の、納豆チゲとセルフビビンバは、見ているだけで美味しいことが伝わってくる、絶品グルメだったようです。
私も辛いものが大好きであったので、同じように外国では指差し注文で行き当たりばったりに注文してしまうんじゃないかと、今回のエピソードを見て、海外に行きたくなってしまいました。