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パパVS新しいパパ」は、
2015年の1225日にアメリカで劇場公開された
ショーン・アンダース監督によるコメディードラマです。

「なんちゃって家族」や
「俺のムスコ」などの、
家族をテーマした作品を世に送り出してきた
映画作家の集大成になります。

 

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ストーリー紹介(ネタバレなし)

ラジオ局で重役の地位にいるブラッドは、
魅力的な女性サラと結婚して彼女の連れ子の継父になりました。

血の繋がりがないディランとメーガンとは
いまいち打ち解けることが出来ずに、
ふたりとの関係性についても思い悩んでいます。

そんなある日のこと、
サラの元夫であるダスティが、
滞在先の海外から舞い戻ってきました。

ダスティは特殊部隊に所属しているマッチョな男性で、
ブラッドとは正反対なキャラクターです。

子供たちにうまく取り入り言葉巧みに虜にしていく様子に、
ブラッドとしては面白くありません。

ですが、
ダスティと張り合おうとするあまりに、
失敗を繰り返してしまいます。

実の父親と義理の父親との間で繰り広げられる戦いは、
しだいに加熱化していくのでした。

 

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主演のブラッド・ウィテカーの魅力

主人公のブラッド・ウィテカーの役には、
ウィル・フェレルのイメージがピッタリとはまっていました。

スポーツ界を追放されたふたりの男子スケーターの
奇想天外なチャレンジをテーマにした、
俺たちフィギュアスケーター」での熱演ぶりに繋がるものがあります。

主人公は僕だった」では、
プロデューサーとしても手腕を発揮していて、
ブロードウェイでの舞台俳優としての活躍もいちじるしいです。

コメディアンとしても活躍を続けている俳優らしく、
ふたりの子供とその父親に振り回されていく姿を
多彩な表情とオーバーリアクション気味に演じていて
笑わされました。

マーク・ウォールバーグ扮する
タフでワイルドなダスティ・メイロンとのコントラストも
心に残ります。

 

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映画を見た個人的感想

オープニングショットに登場する
父親になるのはたやすいが、
パパになるには愛と忍耐が要る

というセリフには考えさせられました。

学校の送り迎えからイベントのボランティアまで、
一切合切引き受ける主人公ブラッドの奮闘ぶりが
微笑ましかったです。

長らく距離感を感じていた義理の娘メーガンから、
ある日突然「父と娘のダンス会」へ招待されて
感極まるシーンには、
ホロリとさせられました。

血縁関係のない息子ディランのいじめの相談にのって、
身体を張って信頼関係を築き上げていく場面には、
心温まるものがあります。

子供の気を惹こうとするふたりの大人たちの振る舞いが、
いつしか町中を巻き込んでの大騒ぎへと発展していく展開も圧巻でした。

 

 

まとめ

真面目一辺倒な今のパパと、
野性的な魅力溢れるかつてのパパのうち、
純真無垢な目を通してどちらが選ばれるかが見所になります。

子供とのコミュニケーションに思い悩んでいる若いお父さんには、
ぜひとも見て頂きたい1本だと思います。

 

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