文通やブログをしていると、
現代の女性の中には、カフェ巡りが好きな人が多いんだな
と思うことがあります。
地方誌を見ていても、古民家を改装したお店など、
個性的なカフェやケーキ屋さんが沢山のっているので、見ていて面白いです。
古カフェハルさんという番組は定期的に見ているわけではありませんが、
出身地以外のカフェも見て見たいなと言う好奇心から、時々見ています!
ハルさんとはどんな人なのか?
今回は、埼玉県の伊奈町と呼ばれるところが舞台でした。
ハルさんが訪れるカフェは、いつも田園地帯とか自然いっぱいのところが多いなと思いました。
都会にも勿論、色々なカフェがあるのだと思いますが、
田舎の方が落ち着く私は、見ていてホッとする気分になります。
ハルさん演じる渡部豪太さんは、ちょっと無理がある演技なのではと思う部分がありますが、
同じ出身ということもあって、親近感があります。
カフェということもあるからか、
やはりゴツそうな俳優さんよりも、彼のようにホンワカした人が演じるから、見ている人も癒されるのでしょう。
ハルさんはカフェが好きで、訪れたお店をブログにいつもアップしています。
彼はブログ上で有名になり、「古カフェ系」というあだ名をつけられていました。
ハルさんは電車に乗って目的地に向かう途中、電車マニアらしき男性に声をかけられます。
旅の出だしで誰かに会うのは、この番組でも旅番組でもお決まりです。
都会なイメージの埼玉にも古カフェ発見!
男性の話によると、近くには鉄道博物館があってお薦めだそうで、ハルさんは良い情報を得たと思いましたが、
深い話しは出来ないからと電話をしているふりをしてその場を立ち去ります。
埼玉と言うと、さいたまスーパーアリーナのイメージがあるので、都会だと思っていました。
温泉などもあるけれど、あまり訪れた機会がなく、静かなカフェがあるなんて驚きました。
ハルさんが訪れたカフェは、元藁ぶき屋根だったのではと思われる古民家で、入口から建物までがとても長い距離でした。
なんだか、どこかのお金持ちの農家のおうちへ招かれたような気分になりました。
この番組は、その土地に棲んでいる人やカフェに関わっている人達に協力して貰って、
ドラマ風にかつ現実な部分も含めて撮影された形になっています。
なので、ここは演技だな、ここは真面目なところだなと見ている人にも分かりやすいのが
逆に真面目すぎなくて、面白いところです。
美術の修復も後世に残すべき仕事
ハルさんは、建築様式にも興味があるので、入る前に建物の周囲もチェックします。
建物の中はとても広く、開放的な空間になっていて戸も二重になっており、取り外しができるので夏は風通し良く過ごせるようになっていました。
そして、かすかに戸には墨のようなもので描かれた絵があって、
美術学校に通う生徒と先生が修復作業をこれからするそうです。
この学生たちは、以前から数年かけて昔の人が描いたけど年数が経って薄くなってしまった建造物の美術品の修復を行っているそうで、
この文字はこういう意味なのではと本を片手に作業をし、当時の風景を考えながら行うのが勉強になると言います。
海外の美術館の絵を修復するのを見たことがありますが、日本は初めてだったので、
そういう技師を育て、新しく塗ることで昔を蘇らせる仕事も大切だなと思いました。
ハルさんは、この土地で有名なバラを使ったゼリーのサイダーを注文します。
オーナーは代々続く家の人で、若い頃は家を継ぎたくなくて進学を機に家を出ましたが、
新幹線が開通して発展していく街を見て、家庭を持ったのを機に戻ります。
家を取り壊したくなくて、カフェを開いたと言います。
まとめ
今は、空き家を壊すかとか、民泊がどうとか問題になっています。
うちの近所も駅を新しくするとかで、古い建物を壊し始めています。
壊すのも良いけれど、跡地をどうするんだろうと気になることがあるし、蔵があるお家もあるので、
やはりカフェとまではいかなくても、人がやってくるような施設やその町の歴史に関する物を展示する資料館などに再生したらいいのになと思いました。