映画「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望」は、1978年7月1日に劇場公開されたジョージ・ルーカス監督によるスペースオペラになっております。
旧3部作の第1章に当たり、記念すべきシリーズ第1弾作品になります。
スターウォーズエピソード4 ストーリー紹介(ネタバレなし)
ジェダイ騎士団と銀河共和国の滅亡によって、銀河帝国は勢いを増していき宇宙全体を力によって手中に治め始めていきます。
反乱同盟軍の諜報員は、帝国が科学技術を結集して開発した宇宙ステーション型要塞「デス・スター」の設計図を命懸けで入手しました。
帝国軍の皇帝ダース・シディアスの側近であるダース・ベイダーは、設計図の奪還と反乱軍の壊滅という二大任務を与えられます。
反乱軍を率いて戦うことを決意したレイア・オーガナ姫は、ダース・ベイダーによって囚われの身となってしまいました。
レイアの育ての父親の友人に当たり元老院の議員でもある、オビ=ワン・ケノービに助けを求めるためにアンドロイドのR2-D2にメッセージと設計図を託すのでした。
主演のマーク・ハミルの魅力
若き日のマーク・ハミルが演じている、ルーク・スカイウォーカーが初々しさに満ち溢れていました。
辺境の惑星タトゥイーンで農業を営んでいる純朴な青年が、宇宙全体を救うための戦いへと旅立っていく姿が勇ましかったです。
伝説の武器ライトセイバーを手に入れて、強大なフォースへと目覚めていくシーンが感動的でした。
完全無欠なヒーローとして描かれていくのではなく、人間的な迷いと弱さを抱えながらも成長していく様子には共感出来ました。
永遠のライバル・ダース・ベイダーとの、因縁浅からぬ関係性にも惹き込まれていきます。
ただ単に正義が悪を打ち負かして終わるのではなく、如何にして正義が悪へと手を染めていくのかについても考えさせられました。
サブキャラクターも魅力的
ルーク・スカイウォーカーを盗賊団タスケン・レイダーの襲撃から救う、アレック・ギネス扮するオビ=ワン・ケノービのキャラクターも味わい深かったです。
静かな佇まいと哲学的なセリフによって、若く血気盛んなルークを諫める様子が印象的でした。
時に優しく時には厳しく導いていくことによって、ふたりの間に生まれ始めていく血の繋がりを越えた絆には胸が熱くなります。
スター・ウォーズシリーズのマスコットとも言える、R2-D2と相棒C-3POの凸凹コンビもユーモアセンスたっぷりとしていました。
人口知能や工業ロボットが現実のものとなった今の時代からすると、どこかノスタルジックな2体のアンドロイドが繰り広げていく珍道中には心温まるものがありました。
まとめ
2018年の6月29日には、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の全国ロードショーが控えています。
かつてスター・ウォーズに夢中になった方たちばかりではなく、幅広い世代の皆さんに鑑賞して頂きたい1本になっています。