そうめんかぼちゃって知ってますか?
かぼちゃで作ったそうめんかな?黄色いそうめん?と思った方!
今日は、そうめんかぼちゃの虜になってしまうかもしれません♪
そうめんかぼちゃは、金糸瓜と呼ばれ、英語ではspaghetti squash(スパゲティメロン)と呼ばれています。
19世紀の終わりごろ、中国から能登半島に伝えられたと言われていて、いまでも能登半島はそうめんかぼちゃの産地として有名です。
まずは、そうめん南瓜の栄養をご紹介します。
そうめん南瓜には、葉酸が豊富なだけでなく、ビタミンCやカリウム、疲労回復に効果的なビタミンB1も多い野菜です。
味は、後味にほんのり甘いかぼちゃを感じる程度で、普通のかぼちゃほど甘~くはありません。
そして、何といってもそうめんかぼちゃといえば、食感です!
茹でてほぐすと、半透明の淡い黄色のそうめんのようで、噛むとシャキシャキ!!
爽やかで優しい味は、1度食べたら止まらなくなります。
どうすれば?そうめんかぼちゃの食べ方を紹介!
さあ、そうめんかぼちゃ、食べたくなってきましたか?
味の主張が強くないので、和風にも洋風にもアレンジできます。
そこで、今日は、定番の食べ方から、意外なレシピまでご紹介していきます。
1つ目は、『そうめんかぼちゃのポン酢がけ』です。
まず、そうめんかぼちゃを4、5cmの輪切りにして、沸騰したお湯で茹でます。
この時、茹ですぎると、とろとろになってしまって、そうめんのようにほぐせないので、
時々茹で加減を見ながらほくれる程度になったら、水に落とします。
冷めたら手で簡単にほぐれます。
そのまま水の中でバラバラにしながら冷まします。
冷めたらざるに揚げて水を切ります。
器に盛ったら、ポン酢をかけて出来上がりです!
2つ目は、『バター醤油焼き』です。
作り方は、とっても簡単!
そうめんかぼちゃを縦に2つに切ります。
そのまま大きなお皿にのせて、ふんわりラップをしてたら、レンジで柔らかくなるまでチンします。
(かぼちゃの大きさにかなり差があるので、時々見ながら加減してください)
柔らかくなったかぼちゃのくぼみにバターをのせて、オーブンやトースターでこんがりするまで焼いたら、
お醤油をかけて召し上がれ!
3つ目は、『そうめん南瓜の天ぷら』です。
ポン酢がけのレシピのように茹でてほぐしたそうめんかぼちゃをボウルに入れて、
小麦粉を薄く、ほぐすようにまぶします。
別のボウルに天ぷらの衣を作っておきます。
(市販の天ぷら粉でも構いませんし、私のおすすめのレシピは、
薄力粉1/2カップにお酢大さじ1、水または炭酸水75cc)
そうめんかぼちゃに、作っておいた衣を混ぜます。
衣を入れすぎるとモコモコしておいしくないので、少しずつ加えながら、かぼちゃが何とかまとまるくらいにします。
170℃の油で、カラッと揚げたらできあがりです。
最後のレシピは、『そうめんかぼちゃのマヨネーズサラダ』です。
硬めに茹でてほぐしたそうめんかぼちゃに、千切りにしたきゅうりとハムを合わせて、醤油とマヨネーズで
味付けしたらあっという間に出来上がりです。
その他、煮物にしてもおいしいです。
そうめんかぼちゃは、皮がとても硬いので、切る時は気を付けてくださいね!
お店で頼むと、切ってくれるところもあります。
切ると日持ちしないので、一度に茹でてしまって、冷凍保存しておくといいですよ。
意外!?そうめんかぼちゃのカロリーはどのぐらい?
そうめんかぼちゃは、100gあたりなんと24kcalしかなく、とってもヘルシーな野菜です。
かぼちゃというと、ほくほくで甘くて、野菜の中では、カロリーがちょっと気になる種類の1つですよね。
かぼちゃには、日本かぼちゃと、西洋かぼちゃがあり、今一番出回っているのは、
色が濃くて、甘みが強い西洋かぼちゃです。
日本かぼちゃはその名の通り、日本に昔からあり、甘みがあっさりしていて、硬めなので、煮物に適しています。
気になるカロリーは、日本かぼちゃ49kcal、西洋かぼちゃ91kcalです。
こうしてみると、そうめんかぼちゃがいかにローカロリーかがわかります。
ヘルシーで、アレンジ自在なそうめんかぼちゃ。知らないなんてもったいないですよー!
お店でそうめんかぼちゃを見つけたら、ぜひ、お試しください!