秋の味覚といえばキノコ。
キノコと言えばカロリーが低く、食物繊維も高いため、美容にも良い食物とされていますよね。
今回は特にしいたけについての素朴な疑問を、テーマにしていきたいと思います。
みなさんはしいたけを料理する際、
洗いますか?洗わないですか?
今回はその理由と、なぜ洗う際は塩水が良いとされているかを紹介したいと思います。
キュッと引きしめ!しいたけを洗うには塩水が良い理由!
基本的に野菜を料理する際は、洗ってから調理しますよね。
それは農薬や土汚れを落とすために洗う必要があるからです。
しかし、しいたけは基本的に洗わなくてもたべられます。
基本的に農薬を使用していない環境で栽培されているからです。
スーパーマーケットなどで売られているしいたけは、ほとんどが菌床栽培です。
菌床栽培とは、おがくずにぬかなどを混ぜて、そこにしいたけの菌をまぜて育てる方法のことです。
菌床栽培はほとんどが管理された工場で行われてるため害虫の心配がなく、農薬を使う必要がないのです。
そのため、もし汚れが目立つなら乾いたペーパータオル等で軽く拭き取れば大丈夫です。
しかし自然に生えていたしいたけを採取した場合や、家庭菜園で栽培された椎茸を食べるときは要注意です。
購入されたしいたけは、ほとんど心配ないのですが、自然に近い環境で育ったしいたけにはある厄介者が潜んでいる可能性があるのです。
それはキノコバエという虫で、しいたけのひだの間によく潜んでいるといわれます。
ではそのキノコバエを追い出すための方法を紹介します。
1ℓの水に対して、塩大さじ2、3杯を溶かし、しいたけをいれて30分ほど放置します。
意外なメリットも!?しいたけは洗わなくていい?
しいたけは普通の野菜と違って菌糸が組み合わさった菌糸植物なので、
水をかぶると水が入り込んでぶよぶよとした食感になってしまいます。
またしいたけなどのキノコ類はうまみ成分が表面に一番多く含まれているとされ、
栄養も流失してしまいます。
またあのキノコの香ばしい香りも消えてしまいます。
そのため、しいたけは洗わないほうがよいと言われていました。
まとめ
もし塩水でしいたけを洗ったときも、
そのまま料理にしてもよし、天日干しして干ししいたけとして食べるのもいいですね。
健康にも美容にも良いとされているしいたけの、芳醇な香りとうまみをおいしくいただくためにも、
しいたけの栽培環境も配慮した調理方法を選びたいですね。