小学生の子どもを持つ親にとって、
運動会といえばお弁当!
でも札幌市では近年、事情が変わって来ています。
英語教育の導入などによる教育改革のせいで授業時間確保のため運動会の競技数を減らし、午前中で運動会終了という学校が増えているんです。
天気が微妙な運動会の場合・・・。
昨年の運動会のことです。
札幌の運動会は5月下旬に行われることが多いのですが、その時期は天候が不安定です。
予定されていた運動会当日の天気予報は雨。
学校も早々に判断を下し、運動会は予備日の翌日、日曜日に開催されることになりました。
土曜日は予報どおり雨。
しかもその雨は夜にも降り続きます。
うーん・・・。
これは翌日の日曜日も無理なのでは?
日曜日も中止となると、運動会は翌週の土曜日に延期となります。
そうなると困るのは買い物。
今、お弁当の材料を購入して来週に延期になったら食材がムダになってしまいます。
ママ友とメールやラインで
「どうする?どうなる?でも学校からは中止の連絡がないよね・・。」
と相談しつつ買い物を済ませ下準備も行い、運動会は翌日、小雨の中執り行われました。
盛り上がらない平日の運動会
しかし、途中で雨足が強くなり運動会は途中で中止に。
雨のなかお弁当を持って自宅まで帰り、残りの競技は翌週の平日に行われるという残念な結果になりました。
結局、お弁当は自宅で食べ、残りの競技は翌週の平日に行われました。
しかし、平日のため私も含め仕事をしている保護者は見に行くことができず、騎馬戦などハイライトの競技数も減らされ残念な運動会となってしまいました。
天候のことは仕方ないとは言え、たくさん練習をしてきた子どもたちや先生たちにも気の毒でした。
昨年よりいち早く午前終了を実施していた近隣の小学校もあり、そこはフレキシブルに対応できたみたいです。
お弁当ありとなしではそういった場合に身軽に対応できるのがいいですよね。
一番の楽しみはお弁当!
そんな昨年の事態を受けたのか、今年は近隣の小学校4校のうち、お弁当を実施したのは娘が通う小学校1校のみでした。
お弁当がない=買い物をしなくても良い、早起きしなくても良い
など親にはありがたい部分もあるでしょうが、やはりお弁当を楽しみにしている子どもを見ると少々大変でもお弁当があって、競技も充実しているほうが運動会らしくて良いなぁと思ってしまいます。
親が参加する借人競争や騎馬戦など、みどころの多い競技が削られるのも寂しいです。
姪の小学校はやはり午前終了だったのですが、お昼休憩がないため、「頑張ったね」と労うこともできず、
運動会終了後に皆近くのレストランに昼食を食べにいくため飲食店はどこも大混雑で大変だったようです。
まとめ
もちろん、授業数の充実も大切かもしれませんが、子どもや親にとっては年に一度のイベント。
おじいちゃん、おばあちゃんも楽しみにしていますので、やはり運動会ではお弁当を皆で楽しく食べたいなと思ってしまいます。