スポンサーリンク

映画「ひるなかの流星」は、
2017年の324日に劇場公開された
新城毅彦監督の青春ドラマです。

原作は「初恋のバイブル」と言われ、
絶大な人気を集めている
やまもり三香による少女コミックで、
永野芽郁の主演で実写化されました。

 

スポンサーリンク

ストーリー紹介(ネタバレなし)

与謝野すずめは、
父親がバングラデシュの工場への転勤が決まったことにより、
吉祥寺に住んで飲食店を経営している
親戚のおじさん・熊本諭吉を頼り、
東京の星慶高校に転校することになりました

道に迷って公園で意識を失って倒れたところを、
偶然にも通りかかった諭吉の大学の後輩に当たる
獅子尾五月に助けられたのです。

次の日の朝、
初めて登校すると、
獅子尾が高校の教師をしていたことを知ります。

しかも彼が担任を務めるクラスに編入することになりました。

たまたま教室で隣りに座っていた男子生徒の
馬村大輝に教科書を見せてもらったことがきっかけになり、
次第に都会の学園生活にも打ち解けていきます

獅子尾に対して、
仄かな思いを抱きつつ
馬村にも惹かれていくすずめは、
決断を迫られることになる
のでした。

 

スポンサーリンク

田舎から出て来たすずめ

永野芽郁の純真無垢なイメージが、
ヒロインの与謝野すずめの役にピッタリ
とはまっていました。

オープニングショットで映し出されいく
吉祥寺駅周辺の喧騒のど真ん中で、
三つ編み姿で野暮ったく不安げな表情を浮かべているすずめが
とても可愛らしかったです。

豊かな自然と穏やかな時間に囲まれて、
のんびりとした田舎での暮らしを送っていた女の子が、
突然に生き馬の目を抜く都会に投げ込まれ、
戸惑いを隠すことが出来ない様子が伝わってきました。

髪型やファッションは、
映画の後半パートになると垢抜けて
東京の女子高校生の雰囲気に染まっていきますが、
心の奥底では昔の自分自身を忘れることが出来ずに
変わりきれない不器用な様子
が微笑ましかったです。

 

 

スポンサーリンク

脇を固める魅力的な俳優たち

受け持ちの女子生徒に対して
「チュンチョン」などといったニックネームを勝手に付けて
やたらと親し気に振る舞う担任の先生・獅子尾五月
も、
三浦翔平が扮しているので不思議と違和感なく受け入れることが出来ました。

白濱亜嵐が演じているクラスメイトの馬村大輝の、
ぶっきらぼうなセリフや、
突き放したような態度に隠されている優しさを垣間見る
ことができます。

馬村に密かに思いを寄せている
猫田ゆゆかのチクチクとした嫌味や
些細な意地悪も山本舞香がキャスティングされていることによって
程よいアクセントになっていました

教師・女子高校生・男子高校生の三角関係も、
ドロドロに陥ることなく、
何処までもピュアなお互いへの純愛を感じます。

 

まとめ

甲乙つけがたいふたりの素敵な男性のうち、
主人公のすずめがどちらかを選ぶかが見所になります。

優柔不断で自分のことをなかなか決められない方たちや、
今まさに人生の岐路に立っている若い世代に見て頂きたいですね。

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事