赤ちゃんがつかまり立ちをするのは生後8か月~11か月ぐらいと言われますが、
ハイハイは上手にできるのに、なかなかつかまり立ちしない赤ちゃんは案外いるようです。
ママやパパは早く立って、あんよが出来るのを待っているのですが、
なかなか立ち上がらない赤ちゃんを見ると、また隣の赤ちゃんはもうつかまり立ちをしていると聞くことがあると、ちょっと焦りますよね。
- 赤ちゃんが自分で立ちたがるまで待っている方がいいのか
- 赤ちゃんがつかまり立ちに興味を持つように練習させるとしたら、どんな方法があるのか
探ってみました。
つかまり立ちが遅いと感じても赤ちゃんのペースを尊重した方が良い?
赤ちゃんが8か月~11か月になって、そろそろつかまり立ちをする時期なのに、ちっともつかまり立ちする様子がないと、
つい気になって「もしかして発達障害じゃないかしら」と思うのも無理もないことですが、
赤ちゃんの成長発達は個人差が大きいので、たいていの場合はじっくり見守るだけで十分なようです。
つかまり立ちについては生後7、8か月ごろから10か月ごろにかけて、できるようになりますが、
満1才を過ぎてもつかまり立ちしない赤ちゃんもいます。
1才を過ぎてやっと立ち上がったかと思うと、数日で歩いたという例もあります。
ですからハイハイをするか、つかまり立ちをするかなどの一面ではなく、
他の発達行動もよく見てそれでも心配ならば乳児検診の時などに、お医者さんや保健師さんに相談するのがいいでしょう。
つかまり立ちに興味を沸かす!無理のない3つの練習法!
ハイハイは全身運動ですから、ハイハイができれば手や腕、足腰の機能もしっかり発達しているので無理に立たせようとしなくても良いのですが、
赤ちゃんがなにかにつかまるそぶりを見せたら、つかまり立ちのサポートをするのはいいですね。
まず周りに危険なものを置かないように、片付けてから始めましょう。
- パパやママが手を貸す
- パパやママが赤ちゃんの手を取って、バランスを取る練習をする
のは効果的です。
決して無理強いをしないで、赤ちゃんが立ったり動いたりしたがっているときに、手を貸すようにしたいですね。
おもちゃを使う
手押し車や歩行器など、つかまり立ちの練習になりそうなおもちゃを与えるのもいいですね。
遊びながら楽しく、つかまり立ちから歩行の練習ができます。
つかまりやすいものを置く
赤ちゃんがしっかりつかまって動けるぐらいの高さのローテーブルなどを置くと、
安定しているのでテーブルにつかまりながら、立ったり動いたりできるようになります。
まとめ
赤ちゃんのつかまり立ちは、7,8か月から1歳ぐらいまでにできるようになるのが一般的ですが、
個人差が大きいので、お座りやハイハイができれば無理に立たせる必要はないようです。
赤ちゃんが身近なものにつかまるそぶりが見えたら、パパやママが手を貸したり、
つかまって遊べるおもちゃを与えたりするのは効果があります。
また転んでけがをすることのないように部屋を片付け、赤ちゃんがつかまれるようなテーブルを置くのも良いでしょう。
あまり無理をしないでじっくりと赤ちゃんが立って歩くのを見守りたいですね。