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今日はおうちでパン作りでもしてみようかな♪

そう思ったけど、
材料を確認したら強力粉が足りない!

薄力粉だったら十分あるんだけど…
パンって薄力粉じゃダメなの!?

そう疑問に思った方も、
多いのではないでしょうか?

 

普段の料理やお菓子作りでは、
薄力粉が一般的ですね。

 

ですが、
パン作りのレシピを見ると
圧倒的に強力粉が多いですよね。

 

薄力粉で代用できないことはないのですが、
まったく違った仕上がりになるんです。

 

その理由をこの後ご紹介していきますね。

 

 

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強力粉と薄力粉の違いは?それぞれグルテンの量が決め手!?

 強力粉と薄力粉で何が違うのかというと、
たんぱく質(グルテン)の量です。

 

小麦粉には、
グリアジン・グルテニンという
たんぱく質が含まれています。

 

そのたんぱく質に水分を加えて練ることで、
グルテンができるのです。

 

このグルテンは、
練れば練るほど粘りと弾力性が増して
もちもちになっていきます。

 

そのため、
グルテンの量によってこのような違いが生まれます。

 

【強力粉】
・グルテンの量…1113
・ずっしり・もっちりした食感
・粒が粗い
パン・ピザ・餃子の皮など

 

【薄力粉】
・グルテンの量…79
・しっとり・ふんわり・サクサク
・粒が細かい
焼き菓子・天ぷらの衣など

 

このように強力粉の方がグルテンが多く、
もちもちしたパンにピッタリなのが分かりますね。

 

でも薄力粉だって、
しっとり・ふんわりするなら
パンに合ってるんじゃないの?

 

そう思うかも知れませんが、
この食感はパン作りかお菓子作りかによって
まったく変わってきます。

 

パン作りでは、
イーストで発酵させるという工程があります。

 

その時グルテンが多いと、
イーストが出すガスを抱え込むことによってふくらみます。

 

グルテンが少ないとガスが抜けてしまうので、
ふくらみが少ないパンになるんです。

 

そのため薄力粉でパンを作ると、
見た目や食感はまったく違うものになります。

 

さっくりとした軽い仕上がりになるので、
スナックパンやスコーンをイメージすると近いかも知れません。

 

反対に強力粉でお菓子を作ると、
固くなってしまいますよ。

 

 

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これは試してみたい!?強力粉と薄力粉を混ぜるとふわふわパン!?

 私はグルテンの量による違いをまったく考えず、
小麦粉を適当にブレンドして失敗したことが多々あります。

 

食べられないことはないですが、
固すぎたり柔らかすぎたりして
あまり美味しくなかったですね。

 

なので足りないからといって、
よく考えずアレンジするのはオススメしません。

 

でもうまくブレンドさせれば、
両方の特性を生かして
ふわふわのパンを作ることもできるんです!

 

以下に薄力粉と強力粉を合わせたレシピが載っていますので、
参考にして作ってみて下さいね。

 

 ゼクシィキッチン
フォカッチャ

https://zexy-kitchen.net/recipes/635

 

 

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まとめ

 強力粉と薄力粉で、
どのような違いがあるか分かりましたか?

 

同じ小麦粉でも、
まったく違う性質があります。

 

両方の特性を活かしたらいろんな種類が作れますので、
おうちでのパン作りがどんどん楽しくなりそうです。

 

これからグルテンの量による違いを考えつつ、
たくさんパン作りを楽しみましょう!

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