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私には現在小学5年生になる息子がいます。

息子が幼稚園に入園する前の2~3歳の頃でしたが、お友達と遊んでいる時、お友達の事を叩いてしまう、叩き癖がよくありました。
息子は、言葉を話すのが遅く、言葉が出るようになってからも、なかなか自分の思っている事をうまく相手に伝える事ができませんでした。

それ故、思い通りにいかないと言葉より手が先に出てしまうといった感じでした。
幼稚園に入園し、集団行動が始まるまでには、絶対この叩き癖は直さなくてはいけないと思い、当時私が気を付けていた事、実践してみて効果的だった事を書きたいと思います。

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息子がお友達を叩くのを事前に止める

私はよく児童館に子供を連れていっていました。
そこでは、子供達同士遊ばせて、近くでママ同士で情報交換等のおしゃべりをしていたのですが、私はママたちとおしゃべりしながらも我が子を常に見るようにしていました。

そして、お友達ともめそう、もめてる?と思わしき時は、飛んでいって仲裁に入っていました。
事前に止める事ができる分はとにかく止めたかったからです。

そして、喋る事がまだおぼつかない息子に、
「貸してってちゃんと言おうね。」
「どうぞって貸してあげようね」
「順番だね」
と根気よく教えました。

当時一人っ子だった息子は、子供同士のやり取りは家では学ぶこ事ができなかったので、児童館や公園などはよく連れて行っていました。
そこで、お友達と仲良く遊ぶ事、叩くのは絶対だめな事というのを教えました。

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ケンカの様子を客観的に伝えてみる

お友達ともめた時、息子に叩いた事を叱っても
「だって、〇くんが貸してくれなかったから」
「だって、ぼくのブロックをこわしたから」
と叩いた事より、自分の主張が勝ってしまい、なかなか叩いた事を謝る事ができませんでした。

もちろん、その場でしっかり話を聞き
「ブロック壊された事が嫌だったんだよね。だけど叩くのはだめな事だよね。ちゃんと口で、壊さないでって言わないとダメだよ」
と言い聞かせ、叩いた事を謝らせていたのですが、気持ちが興奮している時に言っても、どれだけ理解できているのだろうと感じる事はありました。

そこで、家で楽しく遊んでいる時に、私がねこのぬいぐるみとうさぎのぬいぐるみを持ってきて、そのぬいぐるみを使って、その日息子がお友達ともめたやり取りを演じてみせました。
すると、自分が叱られているのではなくお話の中での出来事だったからか、感想を聞くと
「うさぎさんにブロックをこわされたからって、ねこさんがたたくのはだめ」
と正しく言う事ができました。

そして、
「そうだね、たたくのはだめだよね」
「じゃあ、ねこさんはどうしたらよかったかな?」
と聞くと

「おくちで、やめて!って言えばよかった」
とちゃんと言う事ができました。

この方法が一番効果がありました。
気持ちが落ち着いている時に、客観的に教える事で、叩くという行為はやってはいけない事といった認識がついたと思います。

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たくさんスキンシップをとった

叩き癖があったころは、私もなんとかやめさせなくてはと叱る事が多かったように思います。
すると、叱れば叱るほど、息子は甘えてくるようになり、気持ちが安定していなかったように思います。

その反省から、絵本をたくさん読んだり、遊び相手になったり、ぎゅーっと抱きしめて
「一番大好きだよ」と毎日伝えました。

スキンシップを意識してたくさんとるようになってから、叩き癖も少しずつ減っていきました。
そして、叩いてしまった時は、叱るのではなく、諭すという事を心がけました。
そしてなるべく息子の気持ちによりそい、そのたびに一緒にどうしたら良かったかというのを考えました。

小さい子にどれだけ伝わっているのだろうと考える事もありましたが、息子が小学生になった今振り返ると、あの時寄り添って見守った日々は大事だったなと思います。

まとめ

これらの事を実践した結果、幼稚園でお友達を叩く事はなくなりました。
叩くのはよくない事、という事をかなりしっかり教えたからか、小学生の今は、ドラマの中のケンカを見ても顔をしかめるほどです。

毎日外で遊ぶ元気な小学生に成長し、お友達と口ゲンカはありますが、手が出るような叩き合いのケンカはしたことがありません。
小さい頃にしっかり教えておいて良かったと思います。

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