いつものように詐欺で金儲けをしていたダー子、リチャード、ボクちゃん。
ボクちゃんは「もう十分稼いだのだから」と詐欺から足を洗おうとします。
そして始めた引越し業者の仕事で佐藤隆太演じる鉢巻と出会います。
しかしそれが全ての始まりだった…。
ただのかわいそうな人な訳なかった
だいたい詐欺にあった人、困っている人を助けてあげるのがコンフィデンスマンです。
結婚詐欺にあってこれまでの苦労話をボクちゃんにする蜂巻。
そして描かれた結婚相談所の人物を見ると、なんとダー子とリチャードだったのです。
まあ最終回にありがちな展開です。
そして何を思ったか蜂巻を連れてダー子とリチャードの元へ戻るボクちゃん。
会えて嬉しいよと笑顔で迎える2人ですが、蜂巻の姿を見て表情が一変します。
「ここに部外者を連れてくるなと言ったはずだ」とダー子は怒ります。
しかし突然凶器を持った見知らぬ男がわらわら出てきて、3人はぐるぐる巻き。
蜂巻の態度も急変し、3人は殺されそうになってしまう!
それにしてもその前の回はルーキーズのパロディみたいなのだったのに、今回佐藤隆太が出てくるんだから笑えます。
これまでにないくらいのシリアスなコンフィデンスマン
蜂巻に捕まってからシリアスモードが漂います。
これまでコメディ路線だったのに、まったく違うドラマのようでした。
おちゃらけたBGMも当然流れません。
これまで好き勝手やっていたのに、おとなしく蜂巻に従って縮こまる3人。
というかしばらくは顔に袋が被せてあったので、3人は蜂巻の表情も何も見えない状態なのでした。
蜂巻は「子犬は誰か」と3人を追い詰めていきますが、
怯えながらも「私たちじゃない。知らないの。信じて」と蜂巻を見上げて言うダー子。
そして3人の本名も明かされます。
これまでダー子、ボクちゃん、リチャード以外の名前で呼ばれなかったのでびっくり。
そして語られる3人の生い立ち。
でも、
- これは本名なのか?
- そもそもこうしておとなしくしてるのが彼らの作戦じゃないのか?
と疑ってました。
だってコンフィデンスマンですからね。
まとめ
真実はやっぱりコメディでした。
というか、なにが嘘で真実なのかわからないというオチ。
鉢巻を招き入れたのはもともと彼らの作戦で、蜂巻が持っていた銃は赤い液体が出る仕組みになっていて弾はなし。
3人の本名はドラマの登場人物の名前。
しかし彼らの生い立ちまで嘘なのかは分からないのでした。
それに最終話は実質エピソード0だったとは驚きでした。
最後まで予想もつかない展開で楽しませてもらえました。