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「僕は明日、昨日の君とデートする」の著者、七月隆文さんが書く恋愛小説

 

高校生たちのお話ですが、読むと青春時代や淡い恋の気持ちを思い出して楽しむことが出来ると思います!

でもただの恋愛ではなく秘密があり、読んだ後は心がじんわりと温かくなります。

 

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七月隆文さんの世界観に引き込まれる

過去に出されている七月隆文さんの小説も何作か読みましたが、

どれもいつのまにか引き込まれて夢中になって読んでしまいます!

 

長いストーリーの中で展開を上手く作り飽きさせず、感動する気持ちや読後の爽やかな印象を提供してくれるのは、すごい!と思いました。

この小説の登場人物は高校生なので現役の高校生の方でも、社会人の方でもきっと共感してストーリーを楽しめます!

 

一切難しい慣用句や熟語が出てきたという印象がなく、小説に存在しているその場の空気感を文字を上手く使いこなして伝えてくれるので、

割とハードルが低く誰でも楽しく読めると思います。

 

七月隆文さんは日常の何気ない瞬間を文字に込めるのが得意なイメージがあります。

この小説はひとつのファンタジー要素があることで更に物語の魅力が増しています!

 

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登場人物に親近感がわく!

この小説に出てくる主人公含め、登場人物はみんな高校生です。

特別な力を持っていた!というような設定はなく、ふつうの高校生たちなので読んでいて、どこか親近感がわきました。

 

主人公は星月優花ちゃんと、彼女の背中に何故か羽が見える深海良史くん

あと2人人物がでてきますが、とりあえずのメインはこの2人だと思いました。

 

天使と名乗る優花ちゃんが「天国に帰るのを手伝ってほしい」と頼み、良史くんが助かるのですが、

「天使」の優花ちゃんにはある秘密があり!と展開が続いていきます!

 

作中に出てくる大切な人を守りたいと願う強い気持ちや、学生生活の中でふとしたはずみでいじめや仲間はずれの対象になる瞬間など、

一度は目にしたり体験した方もいるかもしれません。

 

そんな方が読むと、七月隆文さんの文字の魔法にかかり、きっと読み進めるはず

 

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今治市が舞台だから観光したくなる!

お話の舞台は愛媛県今治市

地方のお話なので、「しまなみロード」や「今治城」など、住んでいる方などは反応される場面が多く存在します!

 

私も実際に読んでみて、詳しく書いてあるので、観光に行ってみたくなりました!

当たり前ですが、小説は文字だけで写真や実際の場所の様子は見られないので、読み進めるたびにそのスポットをイメージして楽しみながら読むことが出来ました!

 

海や港と城が混在している今治市がなんだか身近にも感じられて楽しく読みました!

「しまなみロード」をサイクリングするシーンでは思わず、ネットで画像を検索してそのシーンを空想したくらいです!

 

小説から観光場所を見つけたりするのも、また新しい楽しみ方であり、面白いと思います!

 

まとめ

恋愛要素や切ないシーン、感動したりまだ見ぬ今治市を想像したり、色々と楽しみながら読める小説です。

少し物足りなさも感じましたが、高校生のあのキラキラした瞬間が込められているので全体的に楽しんで読破できました!

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