友達が結婚したときや会社の同僚が結婚したときなど、
1人で、もしくは数人でまとめて、
結婚祝いを贈ることがあると思います。
これ、結構難しいと思います。
なぜなら、新婚夫婦に贈るものって、安易に考えてしまうと、
みんな同じように考えてしまい、
結果、新婚家庭に同じものが増えていくことがあるからです。
私自身が困ったものは、ペアのカップ。
自分自身が結婚したときに、
いただいたお祝いで一番困ったものは、
ペアのカップでした。
とにかくペアのカップを
たくさんいただいてしまったというのも原因ですが、
マグカップ、コーヒーカップ、紅茶のカップ、ワイングラスと、
新婚当時、一通りはペアでそろいました。
でも実際、
カップは夫婦にそれぞれ1つあれば十分です。
コーヒーだってお茶だってアルコールだって、
同じ一つのカップで飲んでしまったりします。
新婚家庭は、台所も狭いこともあり、
置き場所にも苦労しました。
結局一度も使わずに、
何年も箱のまま放置されることになりました。
食器を贈るのは本当に難しいと思います。
もし、ペアのものを贈るなら、
カップではなくお箸が無難なのかなと個人的には思います。
夫婦茶碗セットとかもありますが、
お茶碗も頂き物が何個も重なると、
結局カップの時と同じ現象が起こると思います。
私自身がうれしかったのは、欲しいものを聞かれたこと。
逆に、自分自身が結婚祝いでもらって嬉しかったものは、
サプライズではなく、
欲しいものを買ってもらった時でした。
例えば、会社の部署から結婚祝いを贈られたときは、
「いくらくらいの予算で贈るつもりだけど、何が良い?」
と、事前に聞かれたので、料理本と答えました。
すると、予算内で何冊か見繕って、贈ってくれました。
それは本当にうれしかったし、
また新婚当時から今に至るまで、我が家で大活躍しています。
また、「好きなもの、なんでも買ってね」と、
商品券をもらったこともあります。
商品券は贈り物としてはつまらないという考え方もあるかもしれませんが、
個人的には、これが結構助かったともいえます。
新しい生活を始めるにあたって
必要なものを買いそろえるのに、
使わせていただきました。
プレゼントは、サプライズにこだわって失敗するくらいなら、
欲しいものを確実に贈って喜ばれる、というのもありだと、
私は思います。
私自身が贈ったもので喜ばれたもの
私自身が贈ったもので喜ばれたものは、
料理好きの友達に贈ったものですが、
超高級大根おろし器でした。
結婚祝いを探しに、ぶらぶら歩いていた時に、
デパートの食器売り場で見つけました。
自分自身、こんな高い大根おろし器があるんだ、
とびっくりしたものです。
自分では絶対に買わないものだろうし、
でも料理する子だから使うだろうし、
何しろ他の人の贈り物と絶対かぶらないだろうという自信もあって、
選んでみました。
選んだものの、内心びくびくしていたのですが、
「なにこれ!すごい!今度鍋するときに絶対に使うから!」
と喜んでもらえました。
仲が良い友達だったりすると、
相手の性格や好きなものがイメージできると思います。
夫婦両方に喜んでもらえるものがベストなのかもしれませんが、
友達1人をイメージして、その子だけが喜んでもらえるものを贈っても、
ちゃんと結婚祝いになるんだなと思えました。
まとめ
結婚祝いはしきたりもいろいろあって、
例えば、包丁などの刃物は贈ってはいけないと言われていますが、
私自身、仲の良い友達たちに包丁を贈られました。
そのことで別に傷つくこともなく、
そのせいで夫婦の間に亀裂が走ることもなく、
逆に良い包丁はまだ持っていなかったので、
「助かる!」と本当にうれしかったのを覚えています。
いろんな考えがあるので、
贈り物はとても難しいと思いますが、
逆に色んな意見を参考にして、
良い贈り物ができればいいなと思います。