数年前に定年して、再雇用になっている人なのですが、
若いオーナー社長を上手く手懐けて、部長職に留まって未だにのさばっている弊社のS部長。
(ここからはSさんと呼びます。)
彼を老害と言わずして、誰を老害と呼ぶのだろうか。
という感じの人であります。
会社との調整役にはならない
中小企業ではありますが、一定の従業員と顧客は持っている弊社。
現場からは、色々な要望と人員の問題があがってきます。
現在の人員不足は大きな問題であり、幾度となく要望を上げてきました。
しかしながら、Sさんは本気で総務や経営者に調整をすることはありません。
先日も若手の有望者が退職を決め、現場の人員が確実に不足することから、中途採用者を含めた雇用について、進言いたしましたが、
面倒くさいことはしない性分なのか、何もされません。
しまいには、
人員不足は世の常で弊社の話だけではない
と逆ギレの無責任な発言。
貴方が誰か探してくればいい
などと、人ごとのような発言をされたのでビックリしました。
それでも、彼を好々爺と勘違いしている人もいるからうんざりです。
クレーム処理ができない
かつては、持っていた担当場所の好況から、花形の営業だったSさん、
酒が入ると出るのは、自分の若い頃の話だけ。
私がこの組織を作ったとの勘違い。
その担当場所も、弊社から他社に移った切れ者たちに凌駕され、後を継いだ若手たちは大苦戦しています。
当時Sさんは、今ではコンプライアンス的に出来ない手法で顧客を囲っていたので、現在の若手たちが苦戦するのは当たり前のこと。
そんなSさんが、顧客のクレーム処理で謝りにいく機会がありました。
前任者の体調不良、前述の人員不足により顧客への訪問頻度が減り、手が回らなくなった弊社の対応へのクレームを受け、謝りに行くことになったのです。
Sさんは、殆ど公共事業でしか仕事をしたことがなく、企業顧客に謝罪に行くことが出来るかが少し不安だったのですが、やはりちゃんと謝れなかった模様。
謝りに行ったのにちゃんと頭を下げずに、のらりくらり相手先のおっしゃることをかわしていたとは現在の担当者。
ご当人は満足して帰ってこられたのですが、お客様からは、一定額以上の取引は断るとのこと。
担当者は現場に入らないと顧客も不具合があるので小規模契約については、お許しを頂いたのですが、Sさんの訪問は仇になってしまいました。
彼の為に、会議資料を作り直す
年を召されてるせいか、パソコンの使い方や最新鋭の機器の使い方がわかりになりません。
それはいいのですが、使い方を聞くときも相変わらすののらりくらりぶりです。
現在弊社は、基幹システムや業務日報を利用すれば、それを元に営業情報を知ることができるのですが、部下の業務日報などは一切見ません。
システムの使い方を知らないSさんのために、Excel上で会議資料を作り直すと言う、支離滅裂な作業が強いられています。
また会議の際、Sさんは全くの思いつきでものを話し、全くの不合理な時間が続きます。
良いプレイヤーが良いマネージャーになれるとは限らないという事案を地で行っている人だと思います。
それでも、オーナー社長には、好々爺で通っているという残念な事実。
今いう働き方改革の中で、最も改革をしないといけないのは、あなただと言いたいです。
まとめ
ただひとつだけ、私がSさんに感謝していることがあります。
それはこの会社で従事しつづけるにせよ、他の水を味わうにせよ、
将来像としてこういう人にならないように努力する
ということがわかるからです。
可能性としてですが、残念ながら現在所属している組織は、そんなに長くはないでしょう。
そのときに、彼を反面教師にしていければと思っています。
長文失礼しました。