夫の親と同居して27年になります。
いままでいろいろありました。
結婚前はいい人だと思っていた姑ですが、
同居は関係を悪化させる原因になると実感しました。
同居して辛かった思い出は数えきれないほどありますし、
いまだに心は解放されませんが、
書き出してみようと思います。
我慢せずに自分の意思をちゃんと持つことが大事だなと思います
姑と同居して27年になりますが、
姑は
- 何でも子世帯と一緒
- 家族だから生活のハード面、ソフト面すべてを共有すること
を強要してきました。
結婚したばかりのころは、
良い嫁にならなければ、仲良くしなければと、
姑の言葉に従ってきました。
姑は、わがままで自己中で
自分の思い通りにならないと逆切れするような性格で、
私たち世帯に干渉することが多くありました。
子供が生まれるまではまだ我慢できたのですが、
子供が生まれてから、本当の嫁姑問題が勃発しました。
一人目の子供は姑にとって初孫であり、
とても可愛がってくれましたが、
干渉がひどかったです。
母乳育児で夜中に子供がお乳を欲しがって泣くと、
姑が必ず聞きつけて私たちの部屋にかけつけました。
そして
「お乳が足りないんだろう。
ミルクをあげるから連れていくから」
と言って私から子供を強引に取り上げていきました。
姑はミルクを上げて、
そのまま子供を自分の横に寝かせることも多く、
明け方張ってくるお乳を搾りながら、
なぜ私はこんなことをしているんだろうと
情けなくなることもありました。
今思えば、なぜ自分のやりたいようにしなかったのかと
後悔することばかりですが、
あの頃は初めての育児で余裕がなく、
姑の押しの強さに負けてしまっていたのだと思います。
私が、私たち世帯に干渉しないでほしいと主張すればよかったこと、
姑が、子世帯のことは子世帯が解決すると認識してくれれば、
同居もうまくいくと感じます。
食事の文句が多い、家事への口出しへの対抗策
うちの姑は自分自身同居経験がないのに、
私たちの結婚のときは同居を絶対条件で出してきました。
姑は、上から押さえつけられる人のない人生を歩んできましたので、
すべてにおいて上から目線で自分がすべてです。
なぜ、同居を承諾してしまったのか、
今になって安易に考えていたと後悔していますが、
もう27年たってしまいました。
結婚したころは完全同居ですべて一緒でしたが、
家を建て替え1階の姑世帯と2階の私たち世帯に
キッチンがそれぞれあります。
すべて一緒が好きな姑は、
晩御飯だけは一緒に食べることを望んで、
食事はいつも顔を合わせていました。
自己中の姑からは好みのおかずを作っても
「味が薄い」「この料理何を入れた?変な味がする」「ご飯の炊き方が固い」
などなど、食事中必ず文句が出ます。
そのおかげで、食事中も楽しくなく、
最近は会話も少なく無言で食べることが増えました。
姑好みのおかずにさえ、さんざん嫌味や文句を言われてきて、
最近はなんだか馬鹿らしくなってきました。
姑は後期高齢者の年齢ですが、まだまだ元気で、
食事の準備もバッチリできます。
文句ばかり言うなら、自分で作ればいいじゃんと吹っ切れて、
姑の好みは無視して、自分や子供の好きなメニューを増やしたり、
こちらのペースでやりはじめたところ、
姑はギブアップして「自分で夕食も作ります」と言って、
食事が別になりました。
同居27年にして、やっと自由な夕食時間を手に入れました。
いやなことはきちんと伝えないと鈍感な姑はわからない
うまくいっている同居(あまりないかと思いますが)は
やはり、姑の性格と認識によると思います。
相手の立場に立って考えられる想像力豊かなお姑さんなら、
同居もうまくいくでしょう。
ですが、うまくいっていない同居の場合、
自分本位の想像力が働かない姑さんが原因だと思います。
自分本位な姑さんは、
自分がしてあげたいという悪気のない感情で、
子世帯に干渉や口出しをしてきます。
この姑の「悪気がない」という感情や行動が曲者で、
それ自体が子世帯のストレスの元凶になります。
うちの姑は自分本位なので、
自分がおせっかいを焼いて私たちや孫に干渉したことを
いつまでも「してやった」という言葉で恩に着せます。
悪気がないからたちが悪く、
ほとんどが姑の自己満足で終わります。
ちなみにうちの場合はやってほしくないことを伝えると
「こんなにいろいろしてやったのに!」と逆切れするので
解決策はないようです。
まとめ
うまくいく同居はありうるのかはわかりませんが、
一番大事なのはお互いが一定の距離感を保つことだと思います。
それから、自分の意見をうまく伝えること、
想像力を豊かにすることなど
人間関係の基本をお互いが意識できるといいなと思います。